「ググる」という行為。大量の情報が出てきたときにそれを体系だてたり取捨選択したりすることが初学者には難しい。大学教員としては学生に「ググれ」と言うんじゃなくて、「一緒にググろうか(+知識の体系化手伝おうか)」というのが正しい。「一緒にググってください」という人がいたら私は大歓迎! https://t.co/4W63cp6Hcf
— おおが( o ̄▽)o<※ (@toruoga0916) 2018年5月3日
これたぶん誤解してる人多いんだけど、大学教員の能力の特性というのは膨大な知識を持ってることじゃなくて、膨大な知識を体系化し、必要な場面で取りだせる引き出しがあること。要するに大学教員から盗むべきは知識ではなくて、この知識をどうやって体系化して引き出しを作るかという技術。 https://t.co/xZSwsp5dfa
— おおが( o ̄▽)o<※ (@toruoga0916) 2018年5月4日
これは大学教員に限った話では無く、他の方面の専門家、さらには一般の人にいたるまでにいえることではあるし、知識に限った話では無いのだけど。知識を持っているだけではほとんど何の役にも立たない。その知識を持っていることを見極めて整理してインデックス化し、必要な時に紐づけして引き出せるか否か。
資料を山ほど倉庫に納めていても、どの資料がどこにあるのかが分かるような仕組みが無ければ、あるいは覚えていなければ、言葉通りそれらは死蔵してしまう。あるいは宝の持ち腐れ。
そして現在はインターネットを用いることで情報の取得が容易になった時代である。するとこの「知識をいかに引き出してまとめていくか」「自分が望む知識はどのようなもので、どうすれば上手に引き出せるか」という、発掘整理技術こそが大切なものとなる。電子レンジを手に入れても、その使い方が分からなければ単に食品を温めるだけでオシマイのアイテムでしかなくなってしまうからね。
情報の整理の仕方とか、検索の工夫とかって、学術体系化とかされていないのかなあ...。
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