病院に憩いのスペースを作るべきだという意見

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先日も諸事情で何度か病院に足を運んだこともあり、非常によく分かるお話。必然的に高齢者は病院に足を運ぶ機会が増えてしまうので、ターミナル的な存在として病院が位置付けられることになる。井戸端会議的なものが病院の待合室で行われるのも日常茶飯事。それが経験則として認識されると、大した用でも無いのに病院に行ったり、下手をすると行く必要が無いにも関わらず病院に行くなんてこともありうる。

健康に気を使うことになるからいいじゃないかという意見もあるけど、それは医療体制のリソースが十分に余っていたらのお話。限定されている中では、リソースの使用優先順位を取り違えられては困るわけだ。

だったら病院そのものをコミュニケーションセンターそのものに......するのは問題があるので、病院を拠点としてその周辺に憩いの場を作ると良いのではという話。具体的なイメージがわきにくいのだけど、発想としては悪くない。駅は多くの通勤客が必然的に多用する場所だから、その周辺に色々と利用施設を作ればいいんだ的に、駅前が発展していくのと同じ感じ。

もっとも、病院ってのは元々病気を治療する場であるのだから、その場に足を運ぶってのは、何らかの病を抱えていることになる。そういう人が利用するレクリエーション施設っていうと、対象は限られてくる。ビジネスモデルまで考えると、随分と難しいよねえ、という気はする。感染症の問題とかもあるし、ねえ。屋根付きの公園とかになると、そろばん勘定が色々と。

発想としては悪くない。ただ、公共事業としてならともかく、私営となると越えなきゃいけないハードルは結構高いかな、という気はする。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月 9日 08:01に書いた記事です。

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