ボストンダイナミクス社はSpotMiniで、すべての歩行ロボット研究者が夢見てきた未来を手に入れたと思う。このロボットは、これまで人間にしか出来なかった、ほぼあらゆる環境の「見回り」を遠隔化・自動化できる。階段もドアももはや障害ではない。https://t.co/BPYHi3BSSA
— Shuuji Kajita (@s_kajita) 2018年5月13日
いつの間にか色々と変化してしまっていた、例のロボットラマ。ますます未来的というかリアルなキモさに磨きがかかっている感じなんだけど、多様な挙動が出来るようになったことで、日常生活上の行動の多分を代わりにさせることができるようになった。遠隔化はともかく、プログラムを蓄積させることでより正確に自動化も果たせるようになるだろう。ちょいとコワイ話ではあるけど。
指摘されている通り、恐らくは一番最初に重宝される場面である「見回り」の点では、非常に優れたマシンとなりうる。SF映画に出てくるような、潜入先でのロボット兵との戦いなんてのも、現実のものとなる。費用対効果を考えるとまだまだアレだけど。ただ、人が立ち入りできないような場所でなら、今でも十分そろばん勘定は合う。
見回り作業ロボットのライバルとして、ドローンが存在する。しかし、ドローンはバッテリーの持続時間が短く、ドア通過できないという弱点がある。両者は丁度良い感じでお互いを補完できると思う。
— Shuuji Kajita (@s_kajita) 2018年5月13日
歩行型ロボと対局の場にあるのが、現状ではドローン。ドローンに手を付けてドアを開けるなどの操作ってのは現状ではまだ無理だけど、将来的には可能な気がする。それはまだ先の話だけど、現状では出来ないのが実情だし、ドアを開けることも不可能。さらに運用時間が短いのも難点。もっとも、空を飛べるので歩きで行けないような場所も到達できるのがポイント。
お互いを補完できる、というのは確かにその通りなんだけど、もう一歩進めて、歩行型ロボにドローンを搭載して、半自律的な感じでドローンを運用していく歩行型ロボってのも登場するかもしれないなあ、という妄想もありではないかなと思う。
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