連載作品で最後がダメだって評価落とす作品って、別にオチがだめだったからじゃなくて、最初期待の高い花火上げといて、徐々に「あれ?これもしかして作者風呂敷たためなくなってねえ?」というのが途中からみんな徐々に感じてるからこそ、最後に不満が爆発するんよな。『ドラゴンヘッド』が典型だけど
— おりた (@toronei) 2018年5月12日
あれなんかもう完全に、途中からみんな「これはヤバイぞ」って気付いてたけどついていった人たちが、「ふざけんなっ!!」ってなったわけだよなあw
— おりた (@toronei) 2018年5月12日
先日終わった某恋愛ものに関して、色々と賛否両論非難ごうごう的なお話があった流れから、かな。非常に納得できる文言化があって納得できるものではあったので、覚え書きも兼ねて。
作品を作る時には最初からゴールを用意しておく場合と、書くのが楽しいからどんどん書いて、ゴールは色々な都合の上で必要になったりとか、話の中で終息しそうになったらでいいやっていうのがある。後者は大体ラノベで当てはまるパターン......ってこれは前にも書いた気がするけど。他方、前者の場合でも、書いていくうちにどんどんノリが良くなってきたり、世界が勝手に動き出して収拾がつかなくなったりして、ゴールとは別のところに行ってしまい、辻褄がごちゃごちゃになったりする。
まぁ、書き手自身が「こういう世界を書きたいのであって、その世界の結末を書きたいのではない」という場合も多々あるのだろうけど。これって例えるならMMORPGと同じ。その場での時間を過ごすことが目的であり、その世界の結末は目標としていない。
ただし、話のゴールがはっきり定まったもので無いと、大抵風呂敷をたたみきれなくて、終わった後に読者にしてみれば虚無感やら不満が爆発することになる。例えば例の自由の女神が最後に登場する版の「猿の惑星」で、実は子供が想像した夢でしたとかいうオチだったらどうだろうか。それすらも作風として割り切れるようなハチャメチャさならともかく。
まぁ、少なからずは期待されていた終わり方で、その世界が締めくくられなかったことへの不満もあるのだろうけど。
やっぱりあれは...
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年5月12日
たためなくなってたのかな...
ちなみに自分は最終巻読んで
「まさかこれで終わり?このあとスピンオフ始まる?
そこで完結する?.........
エッマジホントにこれで終わりなの????????」
って感じで本を閉じて見なかったことにした
今もあの最終回は夢だと思っている
歴史ものの記録を読んでる感じね
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2018年5月12日
いろんな人物が生まれては活躍したりしなかったりして
消えて行く
さすがにないと思うが
主人公リックが死んでもおどろかない気がする
最近ガラスの仮面はもうたためないんじゃないかと
薄々思い始めているけど
まだ認めたくない
「歴史ものの記録を読んでる感じ」ってのは上手い表現で、まさにMMORPGをやっているような感覚ではある。
まぁ、でも、納得ができない終わり方だったとしても、破天荒で理解が難しいエンディングだったとしても。まだちゃんと締められているだけ、その作品は幸せかもしれない。更新が段々まばらになってしまいに新作が出なくなったり、何らかの事情で結末が永遠に読めない作品ってのも多数あるのだから。
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