1972年にCDデビュー...... たぶん若いスタッフが慌ててつくったのだろうな...... pic.twitter.com/pm4DCQveLe
— たかはし (@sotahb) 2018年5月17日
40年前にワープロで書かれた文書が裁判の証拠として提出され本物かどうか争った裁判があってな、三回目の鑑定までだれも当時ワープロが存在していなかったことに気がつかなかったという間抜け判例がアメリカにある。 https://t.co/qGjeKrADy5
— 亜留間次郎 (@aruma_zirou) 2018年5月19日
この文書はベトナム戦争当時に作成された兵役証明の文書なんだが、なぜか1971年にマイクロソフトのワードで作成されていたそうな。
— 亜留間次郎 (@aruma_zirou) 2018年5月19日
最初の鑑定で使用されている紙は40年前の物で間違いないと出ていた。
こういうのを贋作業界では「寝かせた紙」と呼ばれ高値で取引されている。
先日亡くなられた大御所歌手の紹介映像で、ぱっと見では分かりにくい致命的な技術ギャップ的お話。メディアデビューならともかく、CDデビューってのは無理がある。CDプレイヤーが民生用として発売されたのは1982年。1972年時点ではまだ各社がしのぎを削って開発を続けていた時代。
まぁ、その辺りの歴史を知らない人には、音楽視聴用のメディアというのはCDというイメージがあるから、仕方が無いのかも......いや、あるいはすでに配信がメインで、昔ならばCDだろうという考えだったのかもしれない。Wikipediaでは「1972年3月25日発売のシングル「恋する季節」で歌手デビュー」とあるので、この「シングル」ってのを「シングルCD」と読んだのだろうか。
で、ネタとしてワープロの文書が云々ってのは面白い話ではあるのだけど、裏付けが取れなかったのでこれは留保。ただ、ありそうな話ではある。気がつかない時には案外全然気がつかないものなのだよね、CDデビューの話のように。
「1960年代から大切に使っている電子レンジ」と記事になったけど、その電子レンジは1980年代のものだったという話も。「いまだに現役な40年前の電子レンジ・調理した食事は15万食」。しかし......!? https://t.co/7BiYA88fCR https://t.co/yjO1c9OHFl
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月19日
似たような話を以前記事にした記憶があるのだけど......ということでさぐったところ、10年近く前の旧本サイトでの話にいきついた。もしかすると写真撮りのためにあえてそれっぽい電子レンジを代わりに使っただけかもしれないけど、やはり多分に話そのものがガセネタだったんだろうなあ、という。もっとも、今現在まで使われていたとするのなら、1980年代の電子レンジでも十分骨とう品だと思うのだけどね。
この辺りの話、創作をする時にも結構気をつけなきゃいけない点ではある。いわゆるつじつま合わせというものだね。
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