全く同感。過去の貢献に対しその時点の賛辞と報酬は当然だが、その栄光によってマネジメントとして不適切な人物にリーダー役を任せ続けると、周り全体が大損害を受けるし、当人の人生を結局は損ねる事になる。回避する為には周りの気付いた人達が是々非々の声を上げるべき。その欠落が日本の落とし穴。 https://t.co/uzGl3NamGk
— Norio Nakatsuji (@norionakatsuji) 2018年5月24日
このような話題は、自身の父母が現役だった頃から聞いているのですが、職制と処遇が一体化しているような制度を改める必要があるのではないかという気がします。
— Nyanco-chan (@radiowatch555) 2018年5月24日
職制と処遇を分離させて発展しているモデルケースの様な企業が現れれば状況が変わると思うですが、勉強不足のため認識できずにいます。
ある産業界で聞いた実例。研究者として素晴らしい業績を挙げた社員について、その人を研究所長などマネジメントトップにつけると失敗する場合が多くて(研究が衰え、研究所等の組織運営もダメになる)、回避する為には、研究に優れた人間は研究職の特別待遇にして、適性無い組織管理はさせないらしい。 https://t.co/voxXfZrBCo
— Norio Nakatsuji (@norionakatsuji) 2018年5月24日
狭い業界、企業の部門内で過度に年功序列制が固定化されていたり、同じ業界内の話ならば、経験さえ積んでいれば何でもできるはずだろうという過度の期待が、このような問題を引き起こすのだろうな、というお話。名選手が名監督になれるとは限らない。あくまでも「限らない」であり、名選手が名監督になるって場合もあるのだけど、イコールではないというもの。まぁ、適材適所をしっかりと概念として認識していれば、こんなことにはならないのだろうけど。
漫画や物語などで現場たたき上げの人が昇進云々って話になると「自分は現場で手を動かしていた方がいい」「昇進すると好きなことが出来なくなるのでイヤだ」というケースがあるけれど、これはある意味自分の能力をしっかりと把握しているのだろうなあと思ったりもする。その意味でも、非常に優れた人材には違いない。
マネジメントは専門職だし、そのためにトレーニングを積ませる必要がある、という事を理解していない人が結構居ますからねえ...
— KGN (@KGN_works) 2018年5月25日
別の専門の片手間にできるようなものではないですし、やらせようとすればコケるのは当然である、という認識がないのは困ったものです。https://t.co/nruuJaON0A
タイトルでは「マネジメントは専門技術」と書いたけど、対象分野でも大きな違いを見せる。水雷戦隊のトップが空母機動部隊をそのまま運用しても、上手く行かないってこともあるだろう。そこで自分の特性を認識してしっかりと学んだり、あるいはもっと上手な人に席を譲ったり。ただそれも組織の硬直化でかなわないこともある。
「現場たたき上げ」ってのは大抵において肯定的な表現として使われるのだけど、上についた時にその上の立場で求められる技術や概念を身に着けていないと、現場感覚でマネジメントをされてしまう。例えば小隊の指揮の考え方で軍団を指揮されても困るってこと。個人営業のお店考え方で、全国チェーン店の運用はできないってことだな。
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