今日大学院生に言ったこと。
— Toshihisa Tanaka (@jeonjung_tanaka) 2018年5月24日
研究の記録を取る時は、1年後の自分が読んでもわかるように書け。
研究内容を説明する時は、1年前の自分でもわかるように説明しろ。
すべての状況、環境に当てはまるわけでは無いのだけど、一つの指針として役立ちそうなお話。意味がよく分からないという可能性もあるので解説しておくと、これは一つの目標なり課題にずっと取り込み続けている場合のお話。
記録を取る際には、その時点の周辺環境が変化したり別のものになったとしても、その内容が容易に理解できるような記録をとっておくこと。その時点では「略してしまっているけど分かるだろう」と思い込みで書いても、後から読んでみたら忘れていて分からなくなってしまっているってことは結構あるんだよね。後の自分に「空気読め」と言いながら記録をして、その後になった時には「どんな空気か分からない」と頭を抱えることに。
他方、説明をする時には対象となる案件を多少は理解していても、自分と同じような理解度に達している人はさほど多くはない。なので、理解度がまだ浅い、少なくとも一年分は経験が足りない自分自身にも理解できるようにする必要がある。
まぁ、正直なところ「1年後」「1年前」ってのは多分に語呂合わせ的なもので、厳密に一年間を区切って考えろってわけでは無い。あくまでも心構えの問題だね。
コメントする