久々にテレビのワイドショーを見て

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先日ちょいとしたきっかけで、行動領域内では比較的足を運びやすい内科で飛び込み診察。問診などを受けて結局、多分に気のせいだということで、気管支系のお薬を処方されてオシマイ。せっかくなので生まれて初めて処方箋からジェネリックな薬も処方してもらって、これはこれで興味深い体験をしたなぁというのもあったのだけど。

病院内の待合室で流れていたテレビ番組を見る機会があって、一気に気分が沈んでしまった。ワイドショーってここまで酷い内容になっていたのか。

報道機関としてだけでなく言論機関でもあるから別にどれほど偏向したってかまわないじゃん的な姿勢の新聞の内容を一次ソースとして、それがすべて正しいという前提で垂れ流し(言葉通りそのまま)、さらに居酒屋の酔っぱらいの如き知識と口調と内容なコメンテイターが、新聞の内容をさらに後押しする形で騒ぎまくる。

テレビなりラジオは放送法での縛りがあるのだろうけど、「新聞から取材したという切り口での内容だから、別に問題ないでしょ?」的な観点でやっているのだろう。あれではテレビが新聞のスピーカー代わりとなっていると表現しても、あながち間近いでは無いのだろうな。

ツイッターのタイムラインや掲示板、ブログの指摘でも、新聞やテレビの報道媒体の偏向ぶりは毎日のように目に留まる。ウェブに転記された新聞記事でも、ひどい内容の、機関紙的なものはそれこそ毎日複数目に付く。同じようなことが電波媒体で日々当たり前のように行われていることを確認し、改めて驚愕するのと共に、テレビなりラジオなりを毎日数時間も見聞きしていたら、そりゃあ「洗脳」状態に陥っても仕方が無いよなあという気もする。

でもそれって、公共の電波の使用方法としては、やってよいことなのだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月31日 07:52に書いた記事です。

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