月刊バーズが次号で休刊「現在の連載作品は続いていきます」(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース https://t.co/eSg2T0rTv9 @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
『月刊バーズ』は、次号8月号(6/30発売)をもちまして休刊することになりました。読者の皆様、これまでご愛読いただき、ありがとうございました。
— 月刊バーズ編集部 (@comic_birz) 2018年5月30日
今後、掲載媒体はかわりますが、現在の連載作品は続いていきますので引き続きの応援をよろしくお願い申し上げます。(掲載媒体など、今後の詳細につきましては『月刊バーズ8月号』にて発表いたします。)
— 月刊バーズ編集部 (@comic_birz) 2018年5月30日
四半期ごとに本家サイトで展開している印刷証明付き部数の記事でも、数年前と違って現状では「電子版が多分に売上を得ているので、今件はあくまでも紙媒体版のみのお話だよ」とことわりを入れるようにはしているけど、紙媒体版に限っても勢いが落ちていることは否定できない雑誌業界。それにしても、こういくつもの雑誌の休刊が発表されるとは......。
ということでまずはバーズの休刊。正直、コミックバーガーが色々と変遷の結果バーズになったというのは初めて知った。コミックガーバーは読んでいたような記憶もあるのだけど。印刷証明付き部数は非公開。連載などの今後の動向は、次号の休刊号で発表するとのこと。「掲載媒体は変わりますが」とあるので、同社他雑誌にシフトか、あるいはウェブ版の展開という形になるのかな。
集英社「YOU」の休刊を発表 創刊38年目で...「ぽっかぽか」「ごくせん」 | 2018/5/30(水) - Yahoo!ニュース https://t.co/GtGnY6yUhM @YahooNewsTopics 待って待って。続々と終わっちゃう。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
YOUの印刷証明付き部数。確かに低迷はしていましたが......(リテイク) pic.twitter.com/ppCMWoMvLf
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
「休刊理由として「女性読者のコミックス志向、デジタル志向が進み、漫画雑誌離れに歯止めをかけることができませんでした」と説明」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
YOU の公式サイトには簡易版のお知らせのみで、報道向けのお話は無し。https://t.co/PFJR9I4hTp pic.twitter.com/FtnmX5B1w7
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
バーズの休刊と前後して話が入ってきたのが、このYOUの休刊。休刊号は10月発売号とまだちょいと先だけど、準備の上での休刊決定発表は結構な英断かと。印刷証明付き部数は確かに下降してたけど、その下がり方なら他誌も似たようなものだしなあ......。色々と思惑が内部にあったのだろう。休刊理由として報道向けの資料では「女性読者のコミックス志向、デジタル志向が進み、漫画雑誌離れに歯止めをかけることができませんでした」とあるけど、YOUは電子版もあったわけで。表現ハードルの低下と選択肢の増加に伴い、雑誌でまとめて作品を読むというスタイルに距離が置かれるようになっているのかもな、と。セットを買うより単品で、という感じ。
@karzusp つ 休刊の雑誌一覧 https://t.co/F4NiloCfm9 pic.twitter.com/g5jMJka8oS
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
新陳代謝もありますが、まだまだ増えそうな予感です。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年5月30日
講談社は漫画雑誌が休刊すると、すぐ新雑誌が出てくる新陳代謝のイメージなんですが(昔あった月刊ライバルとか)、中小はもう紙雑誌のコストがかかりすぎて、新媒体はWeb雑誌に取って代わられそうな...。今は過渡期なのかもしれませんね。
— karzusp (@karzusp) 2018年5月30日
以前も紹介した、休刊誌の一覧と、それにまつわる所感。雑誌業界は以前から新陳代謝があって休刊そのものは珍しくは無いのだけど、その新陳代謝の際にコスト計算の難しさから、紙媒体版での展開が断念されるという指摘はあながち間違っていないかなあ、と。しかも、雑誌のようなまとめ買いは敬遠される、的な。その方が合理的ではあるのだけど、その分、新作が見いだされる機会が減るわけで(雑誌という名のセットで買ってみたら、案外面白かったから......という出会いの場が減る)、新しいビジネスモデルの構築が急務なのだろうとは思う。
コメントする