ログイン(会員登録)なしで全文読めます(ただしかなり長い)。とりあえず紙面で「本社の報道姿勢」を読んだけど、まだこんな認識なのかと驚いた。 / "被害者の実名、報じる意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」:朝日新聞デジタル" https://t.co/OjVcxxArLy
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2018年6月3日
「実名報道には真実性と訴求力があり、権力監視のためにも必要だという認識は変わらない。ただ、そうした説明だけではもはや世間の理解を得るのは難しい...原因究明や責任追及も重要だが、究極の目的は安全・安心な社会の実現。同様の事件を二度と起こさないという再発防止のためだ」
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2018年6月3日
以前から【被害者やその関係者の実名より、記者の実名化をした方が記事の信頼性は上がるかも】や【「実名報道は大切な内容を読者の心に刻むために必要」ならば社説も記名記事にすべし】など多数の記事で繰り返し、情報の本質が根本的に変化し、報道と自称する業界界隈の本質が暴露された現状では、実名報道の有意義さというかメリットが、それで生じるデメリット・弊害と比べて非常に小さなものとなり、デメリットしかないも同然なのだから、実名報道は極力避けるべきだ、むしろ実名報道という暴力的な権限を今の報道業界は濫用しているのに等しいという実情を説明している。
多かれ少なかれ多数の人が似たような認識を抱いているとは思うのだけど、報道業界では頑なにこの「実名報道」という悪しき既得権益に固執し、その正当性をアッピールしているようだな、というのを実感できるお話。
全文は確かに長いし、電波ゆんゆん的な内容ですらあるので、読むこと自体が多分に苦痛ではあるのだけど。
「当事者の具体的な人物像を思い浮かべ、事件に向き合ってもらう。社会が抱える問題と自分の家族を重ね合わせる。自分の子がこんな目に遭ったら、という思いが再発防止策を考えるきっかけになり、ひいては世の中の安全・安心につながる。人物像を思い描くためには『Aさん』ではなく、実名が必要だ」
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2018年6月3日
「事件によっては顔写真や詳しい人物紹介も必要だ。それで読者が共感して問題意識が醸成され、危機意識を共有する。実名には社会や行政組織を動かす力がある。実名報道は社会のために必要だということを今後も強く訴えていきたい」...どうすんだこれ。
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2018年6月3日
まとめてもらった部分だけを読み解いても、すでに本来の報道なるものの気質から逸脱し、機関紙的なものとなっている、まさに「歯止めなき力は正邪の別なく暴走する」な状態に陥っている感は否めない。そしてそれを自覚できないという点でも、少なくとも朝日新聞の内部は、かなり終わっている感は強いのだけど、そう思うのは当方だけだろうか。
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