何気ない態度がその人の本質の一側面を見せることもある

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相手を怒らせて本音を引き出す云々ってのは、その人の本質の一側面でしかないのだから、それを本音という表現で本質全般として解釈するのはおかしいよねという話もあるため、あくまでも一側面でしかないよという但し書きをした上で。

日々の何気ない行動がその人の本質の一側面を表すってことがあるのも事実。ましてや対象が近しいものであれば、その行動性向が同様の対象にも成されることは容易に想像できる。いじめっ子が似たようないじめられっ子をいじめていくようなもの。

今件の場合は本人よりも格下だと認定した相手には、そういう対応を取り得るということなのだろう。無論本人の脳内ではもう少し細かい仕切り分けがされているのだろうけど。ああ、これって例の痴漢や高齢者の暴力行為と似ている気がする。自分より格下、反撃を受けないであろうと判断できる相手にのみ、その行為を成すっていう行動性向。


この辺りは指摘されないと分からないし、ある程度の鑑識眼というか人間観察が出来ないと難しいところではあるのだけどね。もっとも対人間の行動でも、「自分は相手をかわいがっているつもりだ」としていじめるってパターンも多々見受けられるので(上司部下間での「教育」とか、圧迫面接の話とか、例は山ほど見受けられる)、そういう情報が共有でき、何気なくやってしまっていた人にも「これはよくないのだな」と気付かせ改めさせる機会が得られるようになったという点では、昔と比べてネットで情報が取得しやすくなった今は、幸いではあると思うのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月 9日 08:00に書いた記事です。

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