写真を撮るときは背景や周囲とともに

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商品紹介などの物撮りをする時にはむしろ接写などで該当品を思いっきり寄り撮った方がいい場合が多いのだけど、外の造形とか人物の場合は、その対象自身だけでなく、周囲もその瞬間の当事者の一つとしてとらえ、まとめて撮った方がいいという話。これはぐうの音も出ないほどの正論。指摘されるまでは全然気が付かなかった、分からなかったという人も大いに違いない。まぁ、撮りたいものの表示面積を増やしたいってのは理解できるのだけど。

結局対象者だけでなくその場全体を残しておくべきだということなんだろうな、と。記録と記憶の違いにもどこか似ている感じがする。


似たような話として、フィルムカメラ全盛時代はこんなことが傾向としてあったとの事。結局、撮りたいものを取り終えてフィルムにまだ余数があった時、何も写していなくても現像料金はさほど変わりないし、ね。例えるならノートの余白が結構あるのに新しいノートに移行してしまうようなもの。

これらの話って先日触れた、ビデオテープに収録されていたテレビCMとか、勢い余って録画していた主目的の番組の後の別の番組とかとも同じような気がする。

デジカメとかHDDレコーダーだとその辺の感覚が無いから、後で有益判定されるような情報ってのも少なくなってくるんだろうなあ、と。デジカメならば普段から心がけて他愛も無いものを撮っておき、保全しておけばいいのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月14日 07:18に書いた記事です。

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