知って安心。食品の注意点】カレーや煮物の作り置きに注意! #梅雨 時に多い細菌性の #食中毒 。ウエルシュ菌はカレーや煮物等の料理が冷める過程で増殖します。対策は早く冷ますために小分けにして冷蔵、全体の十分な再加熱など。詳細は→https://t.co/1qw2UptAWn pic.twitter.com/9sDWNWdTbn
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) 2018年6月14日
ウエルシュ菌は、川や土など自然界に広く存在する細菌で、100℃で加熱しても芽胞(がほう:耐久性の高い細胞構造)を形成するため、完全に死滅させることはできません。1度調理した煮込み料理でも、ゆっくり冷める過程で少量のウエルシュ菌が、酸素の少ない鍋の底などで急速に増殖します。このようにウエルシュ菌が多量に増殖した食品を食べることで、6~18時間ほどして下痢や腹痛等の症状が起こります。通常1~2日で治りますが、気を付けたい食中毒です。
各地の梅雨入り状況を追いかけていく過程で、熱中症への注意とともにカビなどの湿り気にも気をつけようという話はしたけど、布団や書籍など以外に、というかむしろもっと注意をすべきなのが食品。冬場などと同じ感覚で食品を保存しておくと、あっという間にかびたり傷んだりしてしまう。そう、たとえ冷蔵庫に入れておいたとしても。
もったいないから危ないかもしれないけど捨てずに食べちゃえなんてことをすると、体調不良に陥ったり、病院にいかなきゃいけない羽目になる。それで生じる時間やお金のロス、さらには身体そのもののトラブルを天秤にかけて考えれば、少しぐらいの勿体なさはすぐにさようなら出来るはず。むしろ生じ得るリスクの方がもったいない。
単身世帯だと消費量が少ないので鍋とか煮物の作り置きによる長期間の保存の機会は少ないかもしれないけど、逆に冷蔵庫の買い置きが長期間化したり、食べ残しをつい冷蔵庫に放り込んだままにしておくって機会が増えるはず。そういうものがデンジャーな時期に違いない。
当方は食中毒とはちょいと違うけど、急性胃腸炎を以前に患ってエラいめにあったことがあるので、この辺はかなり敏感。食品を捨てる時の罪悪感は否定できないけど、自分自身の身を守るためには仕方が無い。
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