熱中症リスクは屋外だけの話じゃない

| コメント(0)
熱中症による救急搬送者の半数を占める高齢者は、加齢により体内の保水力が低下し、喉の渇きを感じにくく、要注意だ。京都市立病院(中京区)の檜垣聡・総合診療科副部長は「自室であっても適切な室温調整とこまめな水分補給を」と呼び掛けている。

実質的に全国が梅雨入りして熱中症への備えを忘れがちな気候が続いているけれど、実のところ梅雨場でも熱中症による搬送者数は少なくないし、熱中症の発症は屋外だけの話じゃない。特に高齢者においては、屋内での熱中症発症の可能性も多分にある。

詳しくは元記事に書いてあるけど、体内の保水力の低下とか、自分の体からの危険信号を感じにくくなっているとかで、気が付いたらもうレッドアラートだったということもある。いや、本人はそれでも気が付かずに周囲が目に留めて大騒ぎということも。


統計も色々とそれを裏付けている。無論梅雨が明けて暑くなればさらに屋内での熱中症リスクも上乗せされるのだけど、梅雨場でも多分にその可能性はある。高齢者に限らず、室内でも...というか、熱中症に限らず、自分の体を十分にいたわり、何かおかしい、普段と違うという感を覚えたら、適切な対応を取るように。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2018年6月16日 06:08に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「陳腐な表現だけど「情報革命」」です。

次の記事は「経験の積み重ねは武器になるけれど、固執しすぎると弊害にもなる」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30