何か事件なり騒ぎがあると、「~が話題になっているようですね。 そんな~について、実際にネットで検索をしてみたところ」という流れのサイトが検索ノイズばらまきまくりで、非常にノイジーだったりします。すでにYouTubeでは蔓延していますが。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年6月22日
具体的な事例を挙げるのは控えておくけれど、最近特に気になっている検索関連の事案の一つが、この問題。何か事件なり事故が生じて、固有名詞、特に人名が出てくると、その名詞を検索にかけた時に、今記事のタイトルのような表現の即興ブログなりサイトが結果の上位にわらわら出てきて、非常に困り物だったりする。
まぁいわば悪質系まとめサイトと性質は似ているのだけど、速いからというだけで検索結果の上では上位に挙がり、信ぴょう性があるかのような評価をされている。けれど中身は裏付けが取れていない情報ばかりで(しかも書き手もそれを認識している)、さらには間違った話も多々ある。恐らくは機会商法的なもので、昔からちらほらあったのだろうけど、まとめサイトの暗躍に伴い商機があると判断されているのだろうなあ、と。
これ、似たような話はすでにYouTubeでも生じていて、これは以前言及した記憶がある。テレビや新聞のニュースをそのままテキストコピーしてスクロールで貼り付けたり、音声出力して流し、サムネイルでいかにもそれっぽいものを見せ、実用性のある、裏付けがある程度取れている報道情報のように見せたりとか。それが個人ベースのビジネスモデル的なものとして広がっているだけでは無く、一部ではテンプレ化して以下略。
こういう類のものが増えてくると、検索結果をさらに内容精査しなきゃならなくなる。当然のことながら面倒くさいし、検索の精度もがくんと落ちることになる。まともに精査をしたり記事をしたためているところを蔑ろにして、こういうところを持ち上げる実情を、検索側はどのように認識しているのだろう。引っかかった側が悪い、俺らは知らんよ、ということなのだろうか。
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