【コナン安室効果 漫画誌が重版】小学館は「少年サンデーS」6月号と7月号の売り切れ続出を受け、同誌史上初の重版を発表した。「名探偵コナン」に登場するキャラクターで、女性人気の高い安室透が表紙を飾っている。 https://t.co/nCbgwhWeCT
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年5月31日
昨今のツイッターでのタイムラインでも、かなり高頻度でコナン本人よりもこの安室透氏を中心としたファンアートなりお話が出てきて、何だか主人公が食われちゃったなという感はあったのだけど。まぁ、映画の「名探偵コナン ゼロの執行人」がトリガーとなったのは間違いなく、どこまで狙っていたのかはともかくとして、かつての「進撃の巨人」や「妖怪ウォッチ」、「おそ松さん」特需を想起させる......って構造としては「おそ松さん」特需に近いのかなと思ったり。
「名探偵コナン ゼロの執行人」の映画公開が4月13日なので、雑誌周りで反応が出てくるとしても第2四半期から。現在発表されている第1四半期の印刷証明付き部数では反応は無いけど、次回はえらいことになるだろうな、と(第1四半期の部数は1.2万部)。
特需というからにはいつかはしぼむ。昔の雑誌は複数ラインで特需が絶え間なく生じていたのが、セールの形態の一つだったことを思い返せば、この類の「魅力に満ちあふれたコンテンツ」をどれだけ出せるかが、雑誌を奮い立たせるポイントなんだろうなぁ、と思ったりする。まぁ、思う通りに、コントロールする形でそれができれば苦労はしないのだけど。
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