VRCで自分の個展開く事可能なのでは?
— 津留崎優 (@hatori_niwatori) 2018年6月17日
VRChat、要はVR系の端末を使って別々の場所にいる人同士が同一の場に集まってるかのような電子空間上で対面し、お話をするという仕組み。バーチャル井戸端会議とでもいうのかな。単純に色々とベタ話をしたり、麻雀とかトランプをしたりするってのもあったりする。VRを楽しむシステムが比較的安価に提供されるようになったことで利用者が増えたので、こういう楽しみ方も現実的になった。
単に集まったり麻雀をしたりトランプができるのなら、その場に集まった人たちに、場を提供した人が自分の作品を披露して見てもらうってのもできるのでは、というお話。二次元の作品ならばじっと見てもらう、近寄ったり離れたりするだけなんだけど、三次元の作品ならば(VR用にデータ化するのが面倒くさい話になるけど)色々な角度から見てもらうってことも可能になる。
不特定多数に場を開放したり、何らかの条件付けをして特定の人のみに入れるようにしたりとか、さらにはその場で開催者が即興で作品を作っていくとか。絵を描ける人がリアルタイム配信で描いているプロセスを流すってのがあるけど、それのVRC版。描いている人のプレッシャーが随分と大きくなるような気がする(笑)。
今件の発想で興味深いのは、個展に配されている作品はデータ化されているってこと。つまり現存しないものとか、昔あったものの再現データでも構わない。例えばコスプレをする人が自分の色々な姿を写真に撮っておいて展示したり、さらには3D化して多方面から見れるようにするってのもできる(画質的には実物と同じようなレベルにさせるのにはまだまだ時間はかかるだろうけど)。
作品を並べた個展を作っておいて、時々当人が説明に現れるとか、さまざまな発想ができそうな気がする。色々な事情で実際の個展には足を運べない人も、VRCでなら堪能できるってのは、とても興味深い話には違いない...ってこれ、行き着くところはVRMMORPGになるのだろうな、と。
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