Google Chrome 68ではhttpサイトには警告もりもり

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ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新バージョン68が24日に公開された。Chrome 68では、HTTP接続のウェブサイトを表示すると、アドレスバーの左端に「保護されていません」という警告が表示される。

アクセス時の信号を暗号化する技術HTTPS。これを導入していないウェブサイト(ドメイン)は、入力のデータが盗まれても知らんぞなということで、ウェブブラウザ側ではHTTPのままのサイトに対し、何らかの警告を発するような動きになっている。要はそういう喚起をしておかないと、何かあった時にブラウザ側に「どうして手を打っておかなかったんだ」というお叱りがくるのが本音だろうな。EUからその類の難癖をつけられて巨額の賠償金を求められるかもしれないし。

で、当方はGoogle Chromeをサブブラウザとして使っているのだけど、先ほどアップグレードを能動的に行ったところ、引用記事で指摘されている68になった。そしてHTTPの記事にたどりつくと、「保護されていません」の文字がダイナミックなサイスで出てきて、クリックすると「機密情報を入力しないでください」の文言。

確かに通販サイトやアンケートページではHTTPS化は必須なんだよね。入力したデータが第三者に盗み取られるのはマズいものだから。ただ、一般のウェブサイトではそういう仕組みは必要なのかなという気もする。先日のライブドアブログでのHTTPS化の話でも思ったのだけど。

アクセススピードが遅くなる云々ってのは、今ではあまり気にしなくてもよくなったけど、費用対効果の観点ではどうなんだろう、手間もかかるし、それで得られる効用はとなると......色々と首を傾げてしまうのだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月26日 06:15に書いた記事です。

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