これ間違いね。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
ポカリスエットもアクエリアスも「清涼飲料水」です。
水とちょっぴりの塩と大量の砂糖を補給できる、ただそれだけの商品です。
ちなみに熱中症対策に必要なのは冷却です。 https://t.co/S1IGGlVXQV
大塚製薬さんのページを見てみましょう。https://t.co/oiBDpdnikp
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
「清涼飲料水」のコーナーにあります。
医学的効果をうたってはいけない商品です。
熱中症リスクが本格的な季節になると、この話が毎回上がってくる。確かにコンビニやドラッグストアではこの2種類が並んでいてどちらがどちらだっけという脳内記憶を掘り起こすことになるのだけど、それぞれの誕生時の思惑はともかく、実情としては双方とも清涼飲料水には違いない、と。思惑と実情は別よ、的な。
まぁ、熱中症の対策としては、まずは冷やすってのは欠かさずに。水分や塩分補充も必要ではあるけどね。水飲んで塩分摂取したら、暑い場所に居続けていいってわけじゃない。
ちなみに経口補水液OS-1はこちら。https://t.co/N6ir1z1KQF
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
「特別用途食品」です。
このOS-1についての説明ページから引用しておくと、「軽度から中等度の脱水状態の方の水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品」なんですね。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
熱中症そのものじゃなくて『脱水状態の改善』用のお品です。
高温でやられた体をどうにかしてくれる代物ではありませぬ。
ついでに書いておくか。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
× 熱中症は水飲んでれば予防できる!あ、塩も忘れないでね
○ いくら水とNaを補給してても、かいた汗が蒸発もしないような環境では熱中症になるよ。まず涼しい環境に避難しろ
暑いところで汗をかくのは、汗に含まれる水分が蒸発する時に熱を奪ってくれるのを利用して、体を冷やすため。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
汗ばっかりかいてても十分に冷やせなければ熱中症になるし、汗をかくことで脱水症にもなる。
「ポカリスエットとアクエリアスを比較して差があると思わないこと」。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
両方共、ただのジュースですよ。
なお「経口補水液」は塩の量が多いため、常用してはいけません。
とくに高齢者が勘違いして飲んでいることが多いのですが、塩分過多になるのでやめましょう。https://t.co/vF1p84gEI9
この類の話として最近はよく見かけるようになったOS-1も、要は病者用の食品であり、お薬そのものではないんだよね。対応手段の一つでしかない。RPGに出てくる「どくけしそう」「ポーション」的なイメージを持っちゃいけない。
一般人が「アクエリアス」「ポカリスエット」と並べて比較した時に、「経口補水液」とポカリ並べてると思うか?
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
並べてないぞ。普通の人はスポドリ同士を比べる。
「アクエリアス」と教えたら、まあまず確実にスポドリ買ってきます。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
「経口補水液」と漢字で書いて見せて、メモとして渡さない限り、買えないのが一般人です。
その点OS-1という別商品で出してくれたのは教えやすくて良い。
メモを渡す意味はもう一つ合って、「経口補水液」という文字に馴染みがないから、ラベルにそう書いてあっても「よくわかんない語が書いてあった」としか認識しない。目的のものがそれだと判らない。というのがしばしば起こります。
— KGN (@KGN_works) 2018年7月6日
メモと照合してもらうことで、認識しやすくてるわけです。
余談だけど「経口補水液」なんて言い回し、普通の人は知らないし言われても分からない。メモに書いてもどこを探せばいいのか分からないのがオチ。そういう意味では指摘されている通り、「OS-1」というシンプルな名前をつけたのは、非常に賢い手口ではある。
何にせよ、夏は意識的に水分、そして塩分の類を取り、暑いと思えるような場所には足を踏み入れない、極力短時間で済ますってのが肝要だな、と。自ら危険な場所に足を踏み入れる必要は無い、と。
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