現時点での、webでラノベを売る時のアレコレ(検証中)
— 碌星らせん (@dddrill) 2018年7月21日
・分量は正義ではない。読者の可処分時間は有限。
・衝動買いできる値段と最低限纏まった分量がだいじ(一万字程度)。
・イラストがあると効果が跳ね上がる
・読みやすいフォーマット(行数・文字数・サイズ)については研究が必要。
これは当方もコミカライズされたものをトリガーとして原作を読む機会がちらほらと出てきたので、それを読んだ限りでは色々と納得する部分もあるし、従来型携帯電話の際に流行った「ケータイ小説」と同じような話でもあるなあ、ということで、覚え書きというか精査のネタとして。
読む人は長文の方がいいってのが筋ではあるけど、皆が皆、長文好きではない。むしろ最近ではウェブコンテンツ全般にいえることだけど、さくっと読める、終えられる方が好まれる。食品でも少量タイプが好まれるようになっているのと同じ。幕の内弁当の一つ一つの具材レベルの方がいいよってこと。
あとは利用するツールがスマートフォンメインとなってきたってのも大きなところ。画面に収まる文字数、読める分量は限定されている。しかも長時間ずっと目視できるわけじゃない。
衝動買い云々ってのは、要するに購入性向とかアプローチの基準が、多分につまみ食い化してきたと考えても良い。一万文字というと原稿用紙25枚分だから、ショートショート1本分って感じかな。漫画だったら1話完結的な。
イラスト周りの話は脳内イメージを補完する意味でも、本当に大切。コミカライズは原作を思いっきりプッシュするし、その際に良い漫画家先生に当たると相乗効果が跳ね上がる。それと同じ。また、ソーシャルメディアなどで喧伝をする際にも、イラストがあれば効果は随分と違ってくる。この辺りはウェブコンテンツ全般にいえることかな。
読みやすいフォーマットは...まぁ、配信元の事情もあるし、コンテンツ側の特性の事情もあるので、テンプレ的なものは存在しない。試行錯誤を繰り返すしかないのかもしれない。
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