20年以上も同じエアコンを使っているという事を嬉々と語る年配者は結構いるが、財布が許すなら買い換えは勧めたい。それ、後生大事に使うものじゃないから。もうすでに電気浪費箱になっている可能性もある。電気代があまりに違って驚くはずだよ。
— 桂木裕【ひょうろうぜめぐま】 (@mayakima) 2018年7月25日
年季の入った工具はそれだけで存在意義があるし、今の工具には出来ないことが可能となる仕様だったりすることもある。使い方のセンスとか微妙な調整とか、やはりこれでないとダメだよね、という話も匠の技的によく聞くもの。
一方で、日常生活で使うことになる道具の場合、匠の工具と同じような考え方をして使っていると、色々と損をする。昨今だとエアコンが良い例。技術進歩によって消費電力やら冷房・暖房機能が段違いとなっているので、昔のと比べると消費電力が数分の一、冷房効率が数倍なんてことは良くある話。「電気浪費箱」ってのは言い得て妙。後生大事に使っていいものじゃないんだな、家電は。
特にこの類の話は、高頻度で使う家電においてありうる話。買い替えた方が日常生活はより快適になり、ランニングコストを下げられるので結局使っているうちに採算がとれるようになる。エアコン以外では炊飯器とか冷蔵庫、電子レンジが良い例かな。あとは照明も結構電気代が違ってくる。
逆に、必要な時に短時間しか使わないようなもの、例えば洗濯機などは買い替えタイミングが難しい。新しい方が汚れの落ち方は上だろうし便利だろうし消費電力も少なくて済むのだけど、買い替えによる採算がとれる期間が思いっきり伸びてしまうのだな。昨今では古いものを引き取る時に別途料金がかかることもあるし。
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