エアコンの室外機にバケツで水を補充しながらぬれタオルをかけるってのは有効なのか

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「話題になっている方法は、タオルに含まれた水が室外機の天板の熱を奪って気化し、天板の温度が下がります。同時に室外機周辺の温度も下がれば、効き目がよくなる可能性はあります」


注意しなければいけない点もあります。タオルが風で飛ばされ、室外機の吸い込み口や吹き出し口をふさいでしまったり、バケツが室外機から落下し、人間に当たってけがをしたり――といったトラブルが考えられる


エアコンの効きが悪くなる原因の一つとして、室外機がゴミだらけだったり塞がれていて通風がしにくくなっていたり、ばりばりと日が当たっていて熱せられていたりという状況が考えられる。で、その対策として、室外機の天井部分にぬれタオルを被せて、一辺部分に水を入れたバケツに浸し、常に水を補充するようにすればいいとの話。

気化熱の考え方もあるし、純粋に水で冷やすって効果も期待できそうだし、いいんではないかなと思ったのだけど、ぬれタオルを置くことは想定されていないし、タオルがファンの部分を塞いでしまうとか、バケツが倒れて室外機をずぶぬれにしてしまうとかいうリスクも考えれる。

で、トラブルの可能性とそれで生じる損害をそろばん勘定すると、あまり良い話ではないのではないかな、ということで悩んでいた人も多かったのだろうけど、メーカーサイドの結論としては「分からない。効果はあるかもしれないけど保証はできない」「トラブルの可能性を考えると推奨はできず」とのこと。

やはり以前から言われている、室外機への直射日光除けのカバー設置と、周囲にはものを置かずに風通しを良くするってのがベストみたい。

個人的には太陽光発電で稼働する小型の送風機を室外機に向けて置けば、と思ったのだけど、何だか非常に間抜けな気もする。いわゆる本末転倒というものだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月27日 06:42に書いた記事です。

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