陰謀論や悪質系まとめサイトと肩を並べる朝日新聞に驚き

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例えば卵の安売りをすると行列ができるけど、その行列による店内の混乱を見て、ライバル店によるサクラ派遣での所業だと思う人はいない。けれど陰謀論を信じたり、そういう話が好きな人にとっては「ライバル店がうちの店の業務を邪魔するため、卵の安売りにかこつけて人員をぶつけてきたに違いない」という主張は一定の正当性を持つことになる。世界支配層とか何百人委員会とかインフルエンザで全人類を支配するとか、なんだってーの世界ではある。

で、そういうことを堂々と朝日新聞が紙面でやらかしていたというのが今回のお話。以前、現行政権が報道界隈の思惑通りに短期に辞めてくれないから、色々と嫌がらせの仕方が先鋭化してきて、そのテンプレートがあからさまになり、手口が分かりやすくなってきたという指摘はしたと思うのだけど、それを破綻した論理でさらに推し進めたという感じではある。

いわく、支持率が下がるような話があっても(報道側がそのように誘導しても)、色々とネタを出してきて支持率アップに奔走する、それが今の政府の手口だというもの。えーと、いつから朝日新聞って、悪質系まとめサイトとか陰謀論ブログになったのですかね。書き手の岡村夏樹氏と小野甲太郎氏の名前はよく覚えておかないと。


「金取る報道記事じゃなくて、ただの匿名ブログレベル」との説明があるけど、まさにその通りで、陰謀論を有料紙媒体に載せてドヤ顔する辺り、見よこれが日本のクオリティペーパーだ的なお話ではある。

しかもこれ、よく読むと、総理の名字をそのまま呼び捨てにして記事で連呼しているんだよね。違和感を覚えていたのはこの部分でもあった(それとも朝日新聞全体の風潮なのかな)。色々な意味で、朝日新聞の実情が分かる記事には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月27日 07:44に書いた記事です。

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