ねこ様がテレビの上に鎮座なさる現象。やはり温かいからかな

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かつて家飼いをしている猫がテレビの上に居座ることが多かったのは、飼い主がじっと注目している対象だからってのに加え、テレビの上が温かい場所で(冬には)居心地がよいからってことがあったのだろう。テレビがブラウン管から液晶にシフトしたことで薄型となり、それでも律義に上にのろうとして飛び乗る時に液晶をたたき割ってしまったり傷つけたり、乗ったのはいいけどバランスを崩して変な格好になったり液晶ごと倒れたりというのは、笑うに笑えない話。まぁ、液晶でもそれなりに温かいからねえ。

で、液晶テレビの上に棚を置けば落ち着くかもね、というもの。テーブルで作業をしているとその周りにまとわりついたりする猫の話はよく聞くし、そういう時にはそばに箱を置くとそこに鎮座するってのもよく聞くけど。液晶テレビだと棚を置いても......。


単なる置物ならいいけど、猫は動くのでバランスが崩れるのは必至。さらに重たいから恐らくはこの類のでは支えきれない。そもそも猫を置くようには作られていない。


始めから棚とテレビを分離して、棚のあるラックにテレビを収める形にすればいい。でもこれだと液晶の熱っぽいのが棚の部分に伝わってこないから、猫はやってこないだろう。なんか色々と難しい。液晶テレビと一体化して、完全に組み合わせるタイプのラックならばあるいは...と思うのだけど、そんなことをするぐらいなら最初からヒーターの類をそばにおいてやればいいのでは、とか思ったりもする。それこそ本末転倒だけど。

交通信号の明かりを通常の電球からLEDに代えたら、発熱量が少なくなったので雪が溶けくなり、冬場には雪で信号が埋もれてしまって困った、という話を思い出したりもする。世の中が便利になるに連れて、バランスが崩れる部分も出てくるのだなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月29日 06:55に書いた記事です。

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