雁首銭という昔のお金

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実のところ昔に切手やコインをちょっとばかり収集していたこともあり、今でもそれなりに興味を覚えるものがある、昔の切手や古銭関連。歴史との結びつきが浅からずあるので、それがまた楽しかったりする。

で、「雁首銭」ってのは初めて聞いたものでちょっとびっくり。ただ、実物の写真を見ると、なんだかどこかでちらりと見たことがあるような無いような......少なくとも生まれて初めて見た、という感が無い。なんかこんなのあったよね、的な。


念のために調べてみたけどフェイクの類では無くった。出来の悪い鋳造銭「ビタ銭」とはまた違う、キセルの再利用品ということらしい。気になるのは雁首銭を誰が作ったのかってこと。個人が勝手に作って、正規のお金の中に混ぜて使っていたらしいということだけど、かなりいい加減だなあ、という感はある。それが現在でも古銭として残って販売されているってことは、相当量出回っていたわけだし。

ただ、真鍮そのものの価値が上がった時には、真鍮自身の価値として通用したという、なんだか不思議なお話もあるのだよね。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月 5日 06:36に書いた記事です。

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