古銭はさっぱりわからないのですが、古銭の中に銭とも言えなさそうな小粒の板が混ざっていて、なんだろこれ?と思って調べると、キセルの頭を叩きつぶして作った「雁首銭」というものだそうです。
— ふるたか (@furutakatoyo) 2018年8月3日
束に混ぜて贋金のようなそうでないようなで微妙に流通していたというファジーなもののようです。 pic.twitter.com/5qP63UY3Po
実のところ昔に切手やコインをちょっとばかり収集していたこともあり、今でもそれなりに興味を覚えるものがある、昔の切手や古銭関連。歴史との結びつきが浅からずあるので、それがまた楽しかったりする。
で、「雁首銭」ってのは初めて聞いたものでちょっとびっくり。ただ、実物の写真を見ると、なんだかどこかでちらりと見たことがあるような無いような......少なくとも生まれて初めて見た、という感が無い。なんかこんなのあったよね、的な。
雁首銭とは、煙草を吸うキセルの頭(真鍮、銅製)の再利用品で、江戸時代当時に一文銭として差し(一文銭・四文銭100枚を紐でまとめたもの)の中に入れられて流通していたものです(黒猫堂) https://t.co/8MaUX3MZ3I 1500円ぐらい。 pic.twitter.com/LeyJwcLi22
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月4日
念のために調べてみたけどフェイクの類では無くった。出来の悪い鋳造銭「ビタ銭」とはまた違う、キセルの再利用品ということらしい。気になるのは雁首銭を誰が作ったのかってこと。個人が勝手に作って、正規のお金の中に混ぜて使っていたらしいということだけど、かなりいい加減だなあ、という感はある。それが現在でも古銭として残って販売されているってことは、相当量出回っていたわけだし。
ただ、真鍮そのものの価値が上がった時には、真鍮自身の価値として通用したという、なんだか不思議なお話もあるのだよね。
コメントする