小規模企業共済、毎月7万積立で、もう6年たつから500万か。わーお。廃業したら受け取れて、税務上は退職金扱いになって税制上優遇される。 積立時は完全に控除扱いなので、めっちゃ強い。フリーランスなら入っといて損はないかな。毎月の掛け金は1000円~7万円の間で、自由に設定できる。
— TANAKA U ゲーム系フリーランス (@TANAKA_U) 2018年8月2日
一応当方もFPの資格を持っているため、こういうお金関連のお話はちまちま勉強しているわけで、是が非でもこの類の職種の人には知っておいてほしい...というかまずは確定申告をしようよね、というお話。実はこの直前のツイートで、国保関連の話もあったのだけど、そちらは仕組みが少々複雑なのと、簡単だといわれているけど実は絵を描いている人以外は随分とハードルが高いので、今回はパス。
で、小規模企業共済ってのはぶっちゃけると自分退職金みたいなもの。自分で退職の時期が来たなあと思ったら、それまでに積み立てていたものを退職金としてまとめて受け取れる。それは普通の退職金と同じ扱いをしてもらえる。
税法上の特約としては
・解約時...退職金扱い
となる。条件があってそれを満たさないと解約時の受け取りは一時所得扱いとなるけどね。退職所得時の控除については【No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得)】を参照のこと。
小規模企業共済と中小企業倒産防止共済、自由業・自営業なら知っておきたいしくみ https://t.co/J9ShOQtmoh 3年前の記事。中小企業倒産防止共済はさらに知名度が低いけど、該当する人にはお勧めしたい制度です。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月3日
実はこの類の話は以前もしていて、その時に中小企業倒産防止共済の説明もした。今では【経営セーフティ共済】と呼ばれているのかな。連鎖倒産を防ぐための制度なんだけど、内情としては小規模企業共済と同じようなもの。積立上限が800万円と限定されているけど、同様の控除措置が得られる(解約金は単純に個人事業所得の収入金額となるのが難点だな)。
まぁ、損をしないお金の話は知っておくべきではある、と。
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