Americans are closely divided over value of medical treatments, but most agree costs are a big problem https://t.co/OJuTtRcG9z 米国の成人が考える同国の医療に関する大きな問題点。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月12日
医療費が高過ぎて質の高い医療を受けられない...83%
必要性が疑問視される処方薬に頼りすぎ...68% pic.twitter.com/0giJVbGqyi
薬の副作用が効用と同じぐらいの問題を引き起こす...59%
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月12日
新医療技術の安全性・有効性を評価するプロセスが遅い...49%
必要で無いかもしれない検査や手続きをやりすぎる...46%
影響が完全に把握される前に新しい治療法が公開される...44%
新しい治療法が複雑すぎて患者は正しい判断が出来ない...42%
日本の保険医療問題と比較する形でよく話に上るアメリカ合衆国の医療問題。当事者たちはどのような不満、問題点を心に抱いているのか。最近では色々と忙しくてほとんど手が付けられなくなってしまって申し訳なさを覚える、同国の民間調査会社PewResearch社の調査結果から。
ざっと意訳的に訳してしまったので誤訳があるような気もするのだけど、ともあれもっとも多くの人が感じているのは、医療費が高過ぎて質の高い医療を受けられない、で83%。表現としてはこのままであっているはずだけど、本音としては「まともな医療を受けられない」の方が近いかもしれない。要は、金を積めばいくらでもよい医療体制を使えるけど、そうで無ければ相応なもの。地獄の沙汰も金次第。これもまた選択肢の一つには違いないけど、不満を覚えるのも人のさが。
まぁ、全員に極力同レベルの高医療を施そうとして、医療現場はパンクするわ、社会保障費は青天井になって崩壊しかねない日本の現状とどちらを選ぶかといったら......これもまた人それぞれ。中庸なのがいいのだろうけど、仕組みとしてそういうことは出来ないような気もする。
それにしても提示された選択肢の問題もあるのだろうけど、患者と医療提供側のギャップの大きさというか、医療業界内の問題というか、日米で大きな違いはないのだな、という部分も結構あったりする。この辺りはそれこそ、AIに一部を任せた方がいいのでは、という気もしてくるのだな。
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