軽減税率めぐり出版団体、政府と対立 「有害図書以外適用を」(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/7ePfM45fU7 @YahooNewsTopics 解説部分でトラブっているので記事でサポートするための覚え書き
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月18日
正直なところ軽減税率を導入しての消費税率引き上げは事務手続きが煩雑になるぐらいだし、それをするぐらいならさっさと消費税そのものを廃止して物品税を再導入した方がはるかにマシだし、心理的なプラスの影響も大きいというのが自論。適用して一部例外ってのなら、その一部例外を常識にして適用する部分が一部の例外にすればいいというもの。物品税は計算が面倒くさいという指摘もあるけど、軽減税率の導入だって同じでしょ、というツッコミでFA。
で、その軽減税率に関して、いつの間にかこっそりと、その理由も正当性も不透明なままで適用対象となっていた新聞に関して、新聞がありなら雑誌や書籍も導入しろ、やれ子供のため、文化が云々と騒いでいるのが出版社業界。俺たちにも忖度を、という汚い圧力にしか見えなくて、それのどこが文化だ、子供のためだという感じではある。せめてなぜ「消費税率の引き上げ中止を」と言わない・言えないのか。敵に攻められた時にすぐに手を挙げて敵を陣地に誘導し「せめて我々にはお情けを」とへこへこする小役人のような雰囲気もあるる。
そのために有害図書と呼ばれるものの線引きを自分達でやるから適用をという、出版業界がやっちゃいけない手段を積極的に騒いでいるから頭が痛い。現状の有害図書指定による事実上の締め出しですら色々と問題視されているのに、税制法上の仕切り分けの権限を与えるのと同じような話を業界側が自ら出してくるとは。
最後の段落の「あれもアリだから俺らの話もアリだろ」というのは、子供のおねだりをする時の駄々こねぐらいに見苦しい。
まして書籍や雑誌に適用となれば、それと同等の生活必需品となる他の物品やサービスにも同様の措置が取られなければ不公平となります。
さらに図書の区分云々を業界団体が管理する話は、その結果が税率にも連動するため、法的権限をその団体に与えるのと同意となります。表現の規制を業界団体が率先する話は耳を疑います。
文字数制限などもあるけど、出来得る限りで以前の統計解説データも提唱して説明をしようと思ったけど、ちょいとトラブルがあって現時点では投稿が出来なくなっているので、こちらで覚え書き。適用された新聞だってその過程やら基準が不透明だし、まさに悪しき忖度以外の何物でも無い。ましてや雑誌や書籍がアリとなるのなら、テレビやら通信料金やらパソコン関連は押しなべてアリにしなきゃいけない。
あれは文化でこれは文化でないと出版業界が勝手に線引きしていいものか。ましてや法的な権限を事実上持たせる自主規制組織を自ら作り上げるなど言語道断。あまりにもあからさまに悪行をなそうとする姿勢には、退廃の極みにあるのだな、だからこそ昨今の出版業界は問題が続発しているのだなという感は否めない。
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