ポストに投函されていた某党のアンケート。収められていた封筒に入れて投函してほしいとのこと。用紙にも封筒にも党名が堂々と書いてあるので、その党の支持者しか返信しないことは明らかだから、一般調査のような結果は出難い。でも「区民全体の声」と喧伝する予想。 pic.twitter.com/EAxxTZjxlS
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月19日
外出から戻ってみるとポストそばにあるチラシごみ入れが山盛りに。誰かまた直行ゴミ行きのチラシでも入れたのかなとポストを見てみたら、茶封筒にこんなアンケート用紙が。
いわく、自分達某党では練馬区民に向けてアンケートを実施しています。もりもり書いて、このチラシが入っている封筒に入れて送ってね、とのこと。チラシにも封筒にも政党名がどーんと書いてあるので、それを見てごみ箱直行って人がダイナミック多数だったのだなと納得すると共に、こんなアンケートじゃ該当政党の支持者しか返信しないから、人気投票的なもの以上の精度は無いだろうという感じ。それ以外の人は時間の無駄だと思うし、第一怖くて書いたものを出せるはずも無く。
でもこの類の調査の結果を「区民全体の声です」とか喧伝するのだろうなあ、というある種の確信はあったりする。世論誘導・情報操作のよくある手。
中身も良く精査すると、不十分な、答えを誘導するような設問が多々見受けられ、こうやって「世論」が形成されていくのだなあ、という証拠をまた一つ得られたな、と。そういう観点では、この類のチラシってのは、非常に有益ではあったりする。そして恐らくずっと前からこの類の手法は用いられてきたのだろう、今はまだ情報が共有化されるようになったので、随分とマシになったのかもな、と思う次第。
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