「報道は『権力の敵』ではあっても、『国民の敵』ではない」

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「素粒子」ってのは確か朝日新聞のコラム。無記名だからどのような方便であっても朝日新聞全体の意思であると認識されても仕方が無い。恐らくは先日から米国で始まっている、反大統領の報道によるキャンペーンに併せてのものなのだろう。

しかしこれを朝日新聞がドヤるかな、さすがにそこまで恥知らずなものでもないだろう。普段からウソ偽り扇動を風潮し続けて、「私達はーあなた方のー敵ではーアリマセーン」とか言えるほど、すっことだとは思いたくはない。コラージュの類の可能性は否定できない。


コラじゃ無かったー!

「(正しい、公正な、編集されていない情報を)知る権利」を嫌っているのは、むしろ今の報道界隈側ではというのがむしろ第一印象。「私達記者は正義、だから国民の敵であるはずがない。きっと権力がけしかけているに違いない」なる妄想を文面で見るに、悪質な新興宗教のレベルに達していると感じざるを得ない。

「素粒子はコラムだから何の関係も無い」というご意見もあるだろう。けど、掲載されている文章で無記名な場合、原則として文責はひとえに掲載紙そのものにある。社説同様に、紙、さらには社の意見として受け止められても仕方が無し。ましてや校閲なども通っているのだから。


似たような話として先日からの米国での報道のキャンペーンに、朝日新聞の編集委員が言及し、フルスロットル的なツッコミを受けている。これもまた素粒子の話に連なるもので、おまゆうという感しかない。

行くなと言われているのに危険な海外地域に足を運んでつかまって「助けてクダサーイ」との声明が出たら、海外在中の報道関係の人が「助けねばならない、かの人はみんなのためにあえて足を運んだのだから」云々として、かの行動を正当化する動きがあったけど、それと同じで、「自分達がやっていることは正義だから絶対的に社会から賛美されあらゆる特権を受け、何物にも制止されることは無い。オールマイティーカード持ち」的な設定を自ら作り、それを強固に主張しているんだよね。だからこそここまで傲慢になれるし、現実を見ようともしない姿勢を貫き通せる。

ある意味宗教みたいなものなんだろうなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月20日 07:22に書いた記事です。

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