ガスト・吉野家・はなまるが合同定期券を販売、との話

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外食大手として競合するすかいらーくと、吉野家ホールディングスが、合同の集客キャンペーンを展開する。すかいらーく系でファミリーレストラン「ガスト」を展開するすかいらーくレストランツ(東京都武蔵野市)と、吉野家HD傘下の牛丼の吉野家(東京都中央区)と、うどんのはなまる(同)の3社は23日、全国の各店舗で使える合同定期券を販売すると発表した。競合する外食チェーンがグループを超えて集客で連携するのは初だ。

期間限定で何度でも割引してもらえる定期券の発行は、最近のファストフードではトレンドの一つとなっている。短期的に売上を底上げ出来、リピーターを増やせるというメリットが目に留まったのだろう。中長期的にはプラスとなるかマイナスとなるかは微妙ではあるけど。

しかし今回のような、複数の企業店舗で使える割引定期ってのは聞いたことが無い。割引率は異なるけど、一店舗ではメリットが限定されてしまうから魅力があまりないなあと考えていた人も、これなら調達を考えるかもしれない。

よく見てみると、元々吉野家とはなまるは同じグループだし、以前合同の定期券は展開されていた。今回はそれに外部のガストが加わったまでの話。これで相乗効果があれば、さらに他の企業も参入した形での展開があるのではないかな、という期待がある。

もっとも、丸亀製麺の無限割引アプリのように、色々と連携機能を実装して自社だけでも十分集客できてしまうってのもあるので、そういう仕組みを取り込めない、立ち遅れているところが「うちも入れて」と言ってくることになるのかな、と。

まぁ、利用客からすれば、色々な場で使えるようになれば便利には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月24日 06:43に書いた記事です。

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