「国民生活に関する世論調査」で現在の生活に満足している人が過去最高に

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今の収入や所得などの暮らしぶりについて「満足している」とする人の割合が過去最も高くなったことが内閣府の世論調査でわかりました。


内閣府が今年6月から7月にかけて18歳以上の男女に対して行った「国民生活に関する世論調査」によりますと、現在の生活に「満足している」と答えた人は74.7%と、去年に比べて0.8ポイント上昇した一方、「不満だ」と答えた人は24.3%と、0.7ポイント減少しました。


毎年8月の下旬に発表される内閣府の定点観測調査「国民生活に関する世論調査」の最新版が発表。ネット上でもソースを確認できたけど、今日明日は色々と忙しいので手をつけられるのは月曜に入ってからかな。こればかりは仕方が無い。

で、注目されたのは今件部分で、現状の生活に満足との回答が過去最高を記録したとのこと。これ自体は悪い話じゃない。けど、コメントを見るとウソだの信じられないだの水増しだのとモンクレ状態な話が多々続く。

そういうネガティブな...というか現社会に否定的な意見をヨイショしたり太鼓持ちしたり感情論的に焚き付けると高評価を受け、証拠を掲げて少なくともウソでは無いよと諭すと評価を受けないって世の中は、とても理不尽だなと思ったりする。専門家の解説とバラエティのコメンテイターを一緒にされちゃ困るのだけど。

今件は内閣府の 国民生活に関する世論調査  survey.gov-online.go.jp/h30/h30-life/index.html で詳細が確認できます。今調査は18歳以上の日本国籍を持つ人の中から層化2段無作為抽出法で抽出した人に対し調査員による個別面接聴取法で行われたもので、有効回答数は59.7%。


男女別では「満足」の割合は女性で「不満」とする者の割合は男性で高く、年齢別では「満足」の割合は18~29歳、30歳代で、「不満」とする者の割合は60歳代で高くなっています。

男女・年齢別では、「満足」の割合は男性の18~29歳、女性の18~29歳、30歳代で、「不満」の割合は男性の50歳代、60歳代で高くなっています。また従業上の地位別では、「満足」の割合は主婦で、「不満」とする者の割合はその他の無職で高くなっています。


ざっと見で気になったのは、高齢者に不満の回答が高めって点。やれ年金が、商品の値上げがってことなんだろうけど(「無職」ってのは年金生活者のことだろう)、それって元々高齢層がやたらと増えているのだから仕方が無いのだけどな。むしろその不満のアピールが、中年層までからの反発を強める要因になっているということを理解してほしいものだけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月25日 07:27に書いた記事です。

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