フリーランス系の場合は特に、対価は評価ですからね。1万円を提示して来たら「あなたの仕事の価値は1万円分です」と相手が認識していると見てよいのです。相手の懐事情云々は二の次、知ったことではありません。骨とう品を鑑定して値付けする鑑定士、あれと同じなのですよ。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月25日
この直前に正当な対価を支払わない元請けの話が色々とあり、それに連なる形でのつぶやき。企業と企業の間の契約とか、企業と個人とのやり取り、個人同士の商売、そしてもちろん個人による物品やサービスの購入でも結局は同じことではあるのだけど。何かを受け取る際に支払う対価って、そのサービスや商品への評価と同義なんだよね。
説明もしてあるけど、支払いに1万円を提示したら「あなたの仕事の価値は1万円分です」ということになる。商品の提示元だったら「私の仕事の価値は1万円分です」となるのかな。お金って元々価値の指標化したものに過ぎないからというか、そういう意味合いで作られた道具だからってことを考えれば、それは容易に理解はできるはず。
いわば値付けをしている鑑定士と同じなのだよね。
だから対価を支払う側が、財布の事情がアレなのでこれだけしか払えないとか、儲けたいからこの額にしろだとか、さらにはボランティアでどうにかしてっていうのは、商品やサービスを提供する側には、価値をその程度に値踏みされていることに他ならない。売る側にしてみれば、相手の懐事情は二の次であり、自分の仕事の価値を低く見積もられたのではたまったものでは無い。
タイトルの「対価は評価」以外に「値切りは見下し」というのもありかもしれない。
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