元々固定電話がほとんど普及しておらず、急速に携帯電話が普及した国では、電話のこのアイコンはどこまで理解されているのだろうか。 pic.twitter.com/FEJm3ZukvZ
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月23日
ICTの公開データに基づいた電話の普及率関連の精査をしていた時に思ったこと。テレビのチャンネルをガチャガチャと表現したり、セーブのアイコンがフロッピーディスクになっているという話とかと似たようなものだけど。新興国の多くではインフラ事業としての固定電話の普及に難儀していたところに、携帯電話の利便性やらインフラ整備の容易さを受けて、固定電話普及の前に携帯電話が普及してしまったって国が結構ある。
つまり先進国における固定電話の普及から携帯電話の普及に至るプロセスとは違い、固定電話の普及がショートカットされてしまった形。この場合、固定電話の存在を知っている人はさほどおらず、電話といえば携帯電話と考える人が多数になる。
その様な国では、これらの固定電話をベースとした電話系のアイコンは、どのような認識がされるのだろうか。
先進国でも若年層では固定電話をほとんど知らず、電話と言えば携帯電話っていうケースが増えている。自宅に固定電話が無い人も多くなってきた。けれど新興国の多くでは、老若男女を問わず、電話と言えば携帯電話というパターン。
あるいは実物を知らず、電話ならばこの形のアイコンという感じで、丸暗記をしているだけで、これらが固定電話をイメージしているってことは知らないのかもしれない。
コメントする