政府への要望、社会保障に高齢社会対策、景気対策 https://t.co/dzyYjk67QZ の補足。上位要望項目の年齢階層別具体的数値。若年層では社会保障や高齢社会対策よりも景気対策への要望が強い。特に30代までは景気対策がトップ、40代でも高齢社会対策より景気対策が上。 pic.twitter.com/2wH4H3lICX
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月27日
国民生活に関する世論調査で何だか色々とフンダラしている界隈があるけど、それは放置しておいて、記事執筆時に気になったことを。政府に対する要望の項目で、年齢階層別の数字を上位陣に絞ってあげたもの。年齢階層による要望の違いがはっきり出てるんだね。若年層は景気対策、年を重ねるに連れて高齢社会対策や社会保障の優先順位が上がってくる。
以前からあちこちで言及してるけど、政府への要望ってのは概して社会全般を見回しての意見では無く、自分自身がやってほしいこと、自分の懐が温まる・他の事は知ったこっちゃないって傾向に陥りやすい。今件はまさにそんな思惑がもろに出ている。
そして今調査の回答者年齢階層別構成比を併せ見ると...「世論」の実情が分かる次第。 pic.twitter.com/dI4fO7mTzG
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月27日
若年層はこの類の調査の回答率を高めましょうよ、ということなのですね。選挙への投票も併せ。 pic.twitter.com/pHwAKZThrS
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月27日
で、年齢階層別の有効回答率比率とか、回答率を見てみると、全体の世論としては高齢者の意見が取り上げられやすいという仕組みがよく分かってしまうのだな。種もみ食いたい族が有利になる理由の一つがこれ。
とりあえず、選挙はもちろんだけど、公的な調査についても、若年層はもう少し回答率を上げた方がいいと思うのだけどねえ...まぁ、調査員による個別面接聴取法だけでしか調査が行われないってのも問題なのかもしれないけど。忙しいし。女性の方が回答率が高いってのも、それが一因なんだろうな。
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