誠意をつくして作業をこなせばこなすほど評価が下がり卑下される理不尽さ

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定期的に話しとして挙がってくる、管理部局による働きで何もトラブルが起きない、起きても最小限の実害で済むような環境下において、「何かあって対応した」という部分が見えてこないために段々と評価が下がって蔑まれるようになり、コストがかかるだけで役に立ってないと判断され規模が縮小されたりパージされたりして、トラブルが発生した後にその大切さに気が付くという、昔ばなし的なお話。

実際には、トラブルが発生した後ですらなお、パージをした対象の大切さを理解できずにあちこちに責任を擦り付けるというパターンの方が多い気もするのだけど。昔話のように、無くなってから大切さに気が付くようなレベルの賢さすら持ち合わせていない人たちによる所業だってこと。

このへんの話って指摘されている通り、まさにワクチンによる病症の押さえつけとその反発界隈の動きとか、IT系の管理部局の話とかと似ている。当方の身の回りの場合でも情報の定期的な精査と更新よりも、お騒ぎネタに食いついて適当な戯言を騒いでいた方が評価されるってのと構図は似ている気がする。

で、具体的に例示するのはやめておくけど、上記に挙げた引用のツイートへのリプライの中に、まさにこのような困った事例を肯定する話が出てきて頭を抱える。「早まった一般化」「過度の一般化」をそのまま使ったり、感情論を振り回したり、n=1で社会全体の物事を否定しようとしたリ。

色々な意味でソーシャルメディアは可視化を促進しているツールなのだなあ、という実感も、また。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月29日 07:55に書いた記事です。

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