イジメに立向かって打破できるなら皆とっくにやってる。辛くて、苦しくて、心が折れて、学校に居ると逃げる事すら思い浮かばなくなる。だから夏休みで心が少し持ち直したなら、学校に行く事よりまず「学校から逃げる事」を優先した方がいい。逃げる事は恥じゃない。まずは物理的にイジメから離れよう。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年8月30日
加害側の認識、被害側の受け止め方で色々と解釈もできるのだけど、被害者側から考えれば、自分がいじめと認識したものは、誰が何と言おうといじめには違いない。そしてそのような環境・状況に関して、大人のような選択肢が子供には用意されていないのも事実。保護者の庇護下にあり、定められたレールしか用意されていないように見えるし、そこから外れようものなら人生のすべてを台無しにされてしまう不安が襲い掛かる。レールの上を走らされている機関車が、突然レールから外れるように言われる的な状態。
かといって、自分が力をつけて反撃できるってのなら、とうの昔にやっている。それが出来ないから困ってしまう。力が無い、あって反撃したとしてもその後の動向が怖いし周囲に迷惑がかかってしまうかもしれない。そういう心配もある。
だったら、まずは逃げるという選択肢を自分に用意してみるのはどうだろうかという話。逃げ道が無いから考えが行き詰ってしまうわけで、「逃げてもいいんだ」という発想を持つだけでずいぶんと気分は楽になる。物理的な対応こそ正義である。戦略的撤退。
イジメから"物理的に"逃げる事はとても重要。学校へ行かないだけじゃ足りない事も多い。町中歩いてたらイジメッ子と出合う事は絶対に避ける。なので親戚の家等「学校や通学圏から物理的な距離を取った場所に避難する」ことは心の回復に大きなプラスになる。まずは冷静に対処するための安寧を得よう。 https://t.co/4rtP7JsSYt
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年8月30日
人は追詰められると思考が硬直化し、現状の枠中で何とかしようとし始める。枠外に飛び出す選択には"思考の柔軟性"が絶対的に必要。だからイジメられたままだと学校行かないという選択が取れないし、ブラック企業を退職するという判断が出来なくなる。まずは「物理的距離を置いて心を休める事」が重要 https://t.co/FFdrdLiZ9j
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年8月30日
袋小路に追いやることで力を発揮する場合もあるのだろうし、不特定多数への対処としてはそれが一番効率的で面倒が無い。けれどいじめのような個別ケースには対応しきれないのもまた事実。大人だったらまだ退職届を懐に納めるという選択肢は容易に準備できるのだけどねえ......。子供の場合は自分の判断だけではどうしようもない場合が多いから、だからこそ保護者が助け舟を出す必要がある。「辛かったら逃げてもいいのよ」と。
もし子供がイジメられているかもと思って話を聞こうとするなら、子供が話し終わるまで黙って聞いてあげて欲しい。途中でいろんな言いたい事が出てきたり、憤ったりする事もあるだろうけど、まずは黙って話が終わるまで聞いてあげて。途中で話を遮るとイジメられてる子供は言いたい事言えなくなるから。 https://t.co/2VSqetEo90
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年8月30日
イジメ被害者の子は"他者の怒り"に敏感。だからイジメ被害者の子から話を聞いてる途中で聞き手が憤慨すると、その怒りが自分に向けられたものでなくても、イジメ被害者の子は極度の緊張を感じてしまう。だから思う事があっても、怒らず淡々と話を聞いて、終わったら「よく話してくれた」と褒めてあげて https://t.co/wiZ9zQdtUs
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年8月30日
これは直接いじめとは関係無いけど、注意事項として併せて覚え書き。ある意味、この途中のさえぎりが無いから、ネットでの吐露ってのはしやすいっていうメリットがあるんだろうなあとも思ったりする。個人的には口に出して語る方が、当人の意識としてはプラスになりやすいとは思うのだけどね。
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