↑ 沖縄県における新聞販売部数(2018年前期)
↑ 新聞世帯普及率(2018年前期、沖縄二紙は沖縄県、他紙は全国)
本家サイト記事【新聞の販売部数などをグラフ化してみる】などと連なる形で掲載している、沖縄の大手二紙の動向の最新情報。
実のところ沖縄の二紙に関しては年1回のみのデータ更新で、前期と後期は同じ。元データは日本ABC協会「新聞発行社レポート 普及率」をベースにしているのだけど、どうやらこのレポートでは沖縄紙は対象外となっているようだ(なぜ対象外なのかは不明。元々日本ABC協会に非加入なのか、公開を拒んでいるのか)。説明にも「沖縄県のみ、各社自社公称部数を含めた上位3紙を表示。 ※「雑誌新聞総かたろぐ2018年版」の自社公称部数」とあるし。そして新聞や雑誌の自称公称部数ほど当てにならないものは無い。
沖縄二紙のデータに関しては自社公称部数となっているため、恐らくは実売数より少なからぬ底上げがなされている。とはいえ、それでも他の全国紙と比べて圧倒的な部数には違いない。両紙の内情がはたから見ても新聞業界内に限っても色々と問題のある「報道」姿勢ではあるのだけど、それでも歯止めのかからない動きが続いているのは、このような独占状態が続いているからなんだろうなあ、と。
報道媒体の新聞がそのタガを外すと、どのような挙動を示す事になるのか。そのよい見本には違いないのだけど。沖縄の人達自身にとってはたまったものではないことは言うまでも無く。
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