朝4時に来た「ASAP! 5分で終わるから無料でやって」メールには返信しなくていいですか。
— Miyako (@mahimahi_d) 2018年9月21日
アロンソやライコネンに「鈴鹿を1分20秒で走って。2分かからないからタダで」と言うのと同じ。私は報酬半日分ほどのミニマムチャージを設定していて、それでよろしければ承りますとお伝えしている。あまりにも莫迦にした感じのオファーは、波風を立てることなくそれで門前払いできている......。
— 葛葉(レオポン㌠のフレンズ) (@Cuznoha) 2018年9月22日
ネタ話、小噺的なものに見えるかもしれないけど、実のところ創作系、フリーな稼業をしている人の話の限りでは、こういうアプローチは無いわけじゃない。特に該当するワークを軽んじている人、内情をよく知らずに成果しか見ていない、底の浅い人がやってしまう。ちなみに「ASAP」とは「As Soon As Possible」、つまり「可能な限り早く」「なるはや」という意味。
以前にも何度か触れたことがあるけど、特に創作系や技術系の職務・作業においては、実作業の手間や時間がごくわずかであっても、そこに至るまでに必要だった経験や時間、苦労が反映された結果であるわけだから、当然それらを考慮したリターンが求められる。それこそ商品を購入する時に材料費しか支払わないのと何ら変わりは無い。
時間で仕切られがちな業態においては、指摘されている通り、ミニマムチャージの概念が欠かせない。例えば作業自体は5分であっても、上記で挙げたように「底に至るまでに必要だったもの」に加え、5分の作業を行うための準備や時間調整にも相応のリソースが必要となる。5分のために一日作業をキャンセルしなきゃならないかもしれない。ましてや5分だから無料でやれとか、お前は何を言ってるんだの例のイメージカットがエグザイル状態。
エンジニアさんなど、ほかの職種だと1日単位が妥当なのでしょうね。私の仕事では実働数十分、数時間のご依頼も昨今増えて、半日分でも「高いのでいいです......」と言われてしまうことが多い感じであります。ミニミニ仕事は苦手なので、実はそれで願ったり叶ったりなのですが。
— 葛葉(レオポン㌠のフレンズ) (@Cuznoha) 2018年9月22日
事前準備が多分に必要だったり移動のプロセスがあったり、さらには作業単位そのものが1日区切りな場合は、ミニマムチャージが1日ってのが普通なのだろう。作業の際の気分の切り替えとかを考えると、半日ってのも難しい気がする。
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