メアドの流出被害を確認できるサービス「Firefox Monitor」、Mozillaが無料提供

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米Mozilla Foundationは9月25日、自分のアカウント情報が流出していないかどうかをユーザーがチェックできる無料サービス「Firefox Monitor」の正式提供開始を発表した。Firefox Monitorのサービスは、専用サイトの「monitor.firefox.com」を通じて利用できる。ユーザーが自分の電子メールアドレスを入力すると、流出被害が確認されている情報のデータベースと照合して、もしそのアドレスが含まれていれば、該当する流出事案の名称や日付を表示する。この場合は、パスワード変更などの対策を取ることが推奨される。

要は過去のメアドを含む情報流出に絡んだデータを蓄積し、それを参照させるサービス。データの蓄積をしておくと、こういうこともできるのだよという好例。ただ、今後も流出事案を逐次精査してデータの更新をしなきゃならないのは面倒くさいお話ではあるし(解消法を考えなくてよいので、その点ではウィルススキャンよりは楽だけど)、万一このサービス自身に登録したメアドが流出したらお話にならないけどね。


具体的にメアドを入力して精査すると、過去の流出事案に該当していなければよかったね、そうでなければオーノー残念、こんな事例で該当してこのパラメータが流出したかもしれません、的な表示がでる。

流出したかもしれない云々ってのが出たら、そのサービスで使っているメアドに連動するパラメータはすぐに変える必要がある。とりあえずパスワード。また、総当たりハッキングの元ネタに使われている可能性があるので、該当サービスにおけるID(ユーザーネーム)やメールアドレスとパスワードの組み合わせを他のサービスでも流用していたら、そちらも即時変えておいた方がいい。

まぁ、面倒な話ではあるけど、被害を受けてからでは遅いからね。

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このページは、不破雷蔵が2018年9月28日 07:44に書いた記事です。

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