日経新聞が押し紙の撤廃を断行したので無ければ、急激に部数が減ったという結論に至るのであります。理由は不明。電子版へのシフトでも計算が合わないのです。 新聞の販売部数などの推移をグラフ化してみる https://t.co/UOh1rNSgTr pic.twitter.com/xqNWBjED58
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月2日
先日携帯電話に絡んだ報道で、スクープのように読めるのだけどニュアンスがちょいとアレな感じで、しかも日付が曖昧な表記になっていたのでおかしいと思い、関連するキーワードをたどって検索してみたところ、話そのものは1か月以上前に資料としてすでに公開されていたもので、しかも内容的に随分と解釈違いというかイエロージャーナリズムに満ちあふれた記事であったことが判明し、また日経か的なオチが付いたことがあった。
公認バッジをつけた日経記者がツイートする内容も経済的にアレなものが、という事例が多々見受けられるようになったし、記事そのものも今件のような話が目に留まる機会が増えているのは、単なる可視化なのか、それとも品質の劣化なのか、コストダウンの影響なのか......という思いを抱いていた時の、こんな数字的な動きの確認。
詳しくは本日付で本家サイトにて公開した、半年に一度の主要新聞の部数動向の記事にて。さりげに書いておいたけど、日経新聞のここ最近での部数減少度合いが著しいんだよね。これを知っていたので、上記のお話も、さもありなんという感があった。
あるいは日経も、いわゆる押し紙の撤廃を断行し、その結果として部数が急減している可能性はある。産経新聞の時にはある程度報じられてほぼ確証が取れているし、読売新聞もそれっぽい動きを示していた。このタイミングの必要性は不明だけど、日経も押し紙を止めようかと考えるのも不思議では無い。
他方、そういうことをしていないのに部数を減らしてしまったのなら、これは大いなる問題に違いない。これまでに無かったほどの急落で、最初は電子版へのシフトが加速化したかと思ったのだけど、その電子版も伸び率は今一つ。差し引きするとやっぱり部数は大いに減っている。春先に電子版への勧誘がしつこくなったり、キャンペーンが延期されるってのがあったけど、それもあるいはこれが原因なのかな、と思ったりもする。
まぁ、需要が減退したら普通はその原因を精査して需要回復を検討するものだけど、コストダウンで利益を確保しようって考えるのは、凋落への歩みとしか判断できないよなぁ......と。
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