関空、3000人超が孤立 作業車両も冠水し再開未定、コンビニ食料尽きる(Aviation Wire) - Yahoo!ニュース https://t.co/9iaPn1yOPd @YahooNewsTopics 関空自身に食料備蓄あるだろゴルァというツッコミ解説
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月4日
関空が今回の台風21号の豪雨で水没し、連絡橋もタンカー衝突で利用が困難となり、孤立してしまったという話。これに関して自衛隊を投入して救助に当たらせろとかいう、毎度おなじみのお騒ぎ組が騒いでいるけど、そういうスットコな話は放置プレイで良いとして。
ちょいと目に留まったのがこの報道。タイトルに「コンビニ食料尽きる」、本文でも「空港島内にあるコンビニエンスストアには、食料や飲み物を買い求める人で行列ができたといい、KAPが備蓄していた非常食を利用者に配った」「空港島内のコンビニは食料品などがほぼなくなったという」とあり、ヤバいもう食料が底を尽きたんではと思わせるような描写。
しつこいかもしれないけど、もうひと言だけ。前ツイの資料によると、関空では災害時に備えて1万人の避難者×3日分の食糧や水などの備蓄品が配備されていることになってます。 pic.twitter.com/86UUwY9W2G
— 井川加菜美 (@ikawakanami) 2018年9月4日
関西国際空港・大阪国際空港における地震・津波対策について https://t.co/ehoU8x1i5d 「「避難者(お客様)の想定人数」として1万人を計上し、食料を1人3食3日分、水は1人2リットル3日分、毛布1人1枚などを備蓄してあると記載されています」 pic.twitter.com/thhUpFT26Z
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月4日
しかし実際にはそんなことは無く、予め地震などに備えて色々と備蓄は行われている。それをなぜ言及していないのか。「備蓄していた非常食を利用者に配った」と書いたから別にいいじゃないのかいう位の話で、今件のような表記の方が目に留まりやすいからというイエロージャーナリズム的な発想以上のものは無いのか、いわゆる「報じない自由」の行使なのか、とか色々と考えてみたりもする。
書き手側本人は悪気がまったく無いのかもしれない。だとすれば先行記事の「世界は自分の想定を超えている」って話に通じるし、また同時に報道界隈の品質問題とも通じてしまう。
報道ってのは内容が公明正大で事実であるのが前提で、分かりやすく端的に情報を伝えてくれるからこそ傾注し、信じても良いってことになっている。それを期待しているからこそ、社会的に色々な優遇措置が取られている。その前提が崩れてくると、どうなるのかなあ、という気もする。
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