【災害時の「デマ」「フェイクニュース」の判別法】
— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) 2018年9月9日
・基本的に「伝聞」を通して拡散
・見分ける最もシンプルで効果的な方法は「伝聞」の情報をうのみにしないこと
・写真は「画像検索」で他の災害からの使い回しでないか確認できるhttps://t.co/qAmVkmeUo1
ここで、デマの見分け方をおさらいしましょう。
— 函館イベント情報局 (@hakoeve_info) 2018年9月8日
以下で始まる伝聞情報は、ほぼデマでした。
「北電に勤務する知人からの情報ですが......」
「NTTの方から聞いたんですが......」
「自衛隊に勤める知り合いから(略
「水道局の人から(略
「対策本部の人から(略
「消防署の人から(略
「役所の人から(略
昨今の一連の災害、特に北海道での大地震では、多様なデマなりフェイクニュースなりが多々確認できた。とりわけ地震に絡んだ電力問題で、原発との政治的な話が混在してエライことになったこともあり、頭を抱える次第。
で、確実に100%これで大丈夫ってことでは無いのだけど、随分と精査はできる、デマを弾き飛ばせる、中には事実も含まれているかもしれないけど下手に毒物を口に含ませるよりははるかにマシというのが、この「伝聞は除外する」というもの。
「~からの情報」という情報源的なものはあるけど、具体的に誰が、どこがというのは無いし、さらにそれを裏付けるためのソースの明記も無い。下手をすると内緒だから匿名でとか、公にすると大変だからというそれっぽい理由までついていたりする。
でもその類の話は外れの可能性が高い。だったら最初からそんなものには耳を塞いでしまうのが一番安全。冷蔵庫の奥から出てきた、いつ買ったか、それどころか誰が買ったのかすら分からない卵をあえて生で食べるほど無謀なものは無いってのと同じ。
で、このデマなりフェイクニュースの判別法としての「基本的に「伝聞」を通して拡散するものである」「見分ける最もシンプルで効果的な方法は「伝聞」の情報をうのみにしないこと」とあるけど、これに加えて「発信源が明確化していないものは信じない」とすると、より精密度が高くなる。本当の極秘情報的なものかもしれないけど、発信源が明確化できない時点で発信者側の思惑が混じっていることになる。思惑が混じった時点でその情報はゆがみが生じているのだな。
このロジックで考え直すと、一般報道の「関係筋」「関係者」「側近」などのニュースもすべてフェイクなりデマと考えるのが無難という結論にいたる。あれ、これもまた結構重要なポイントじゃないかな。
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