あーなるほど。
— ふしめろ@VTuber (@hushinomiya) 2018年9月8日
企業のVTuber事業展開は、口コミ社会になりつつある世界にアプローチするには、社外のタレントやYouTuberに頼まなくちゃダメだった所にうまくすれば外注するよりも圧倒的に安く自社内で完結できる上に熱烈な自社ファンコミュニティを作成できると言う可能性にかけてるのか。
無論これがすべてというわけじゃないだろうし、これが理由だとしてもそれを「はい、そうです」と公言する事は滅多に無いだろうけど、かなり納得させられる解説ではある。つまり、企業にとって体の良い、リスクが極めて低いスピーカーを、しかもアイドル的な人気を有することができるものを、内作することができるってこと。
人間のタレントは自社社員では難しいし、事務所からの任命ってことになると金はかかるしリスクがある。自前で準備できれば楽ではあるし、実在する人間で無ければスキャンダルなどのトラブルで頭を抱えることも無い。しかも好き勝手にキャラを作ることができる。アニメのキャラをイメージキャラクタとして作るってのと同じこと。しかも人間のように自在に動かせる。
似たような話としてはちょいと前にボーカロイドを用いるってのがあった。結局はそれと同じ事なんだよなあ、と。
当然、こういうビジネス的なものだけで企業が新技術に力を入れると、殺伐としてしまうっていう意見もある。それは否定しない。けど、メリットが多々あれば使われるのは当然の話ではあるし、多数の登場により技術そのものがより洗練されることが期待できる。この辺の話はポジティブに考えるのが一番かな、というのが個人的感想。
じきに企業向けバーチャルユーチューバー創生コンサルタントなんてのも登場するかもしれないな。
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