これ、海外製コーヒーミルを買ったら「ここの部品は壊れやすいので予備部品が3個入っています」と説明書に書いてあって驚くと同時に
— tetsu (@metatetsu) 2018年9月12日
「壊れにくい設計や特殊材質を追求する手間とコストを考えたらこっちのほうが安くて合理的だな」と納得した経験がある https://t.co/1Y4ZpKAmwM
どちらかがよくてそれじゃない方はダメとか、片方の考え方のみに固執しろというわけではないのだけど。発想の方法論としては忘れちゃいけない方法。使い捨て前提の割り切りとか、防災と減災の違いとかとも似ているかな、と。
本当にブチ壊れないように、100%に極力近づけるように努力をし続けるよりは、最初から壊れることを前提として交換備品を最初から用意しておいた方が、商品としては現実的でユーザーのメリットにもなるというもの。もちろん、例えば衛生面の観点でそれが許されないとか命がかかっている場合には「ダメになったら替えがあればいいや」って考えは除外されるけど、この類の発想も欠かせない。iPhone内蔵のハードディスクについても、似たような考えのもとに作られたという話を聞いたことがある。
......まぁ、人材起用の上で「使いつぶしてもまた新たに雇えばいいや」「大切に育て上げていかねば」のどちらの考え方を採用するか、というのと似ているなあ、と。人を雇う時にはどちらの考えが正しいのだろう。
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