「フェルマーの最終定理を証明しました」というメール。また来た。
— 藤田 博司 (@fujitapiroc1964) 2018年9月13日
毎度毎度「間違っていたら指摘してください」と言ってくるけど、自分の論考のバグ出しのために他人の時間を無料で使えると思ってるところがまず間違いだよ。そこ指摘したい気もするけど、そもそも反応を返したくない。
「ツイートしてるんだから暇なんでしょ」というツッコミは覚悟のうえ。
— 藤田 博司 (@fujitapiroc1964) 2018年9月13日
いま現在、俺がたとえ死ぬほど退屈しているとしても、自分の持て余している時間を、無償で他人のために割く義理も人情もないのよ。
フェルマーの最終定理ってもう証明されたという話が無かったっけ、というのはさておき。記事タイトルにて補完したけど、こういうのは多分に保険や証券、不動産の飛び込み営業に等しい感はある。あなたの願望は理解できるけど、それに応じる義務はこちらにはほんのかけらも無い。反応することですら、リソースの浪費になってしまう。報道界隈の資料請求などと要は同じ。
百歩譲って色々と手を下してみたけどどうにもならないのでとか、相応のメリットがあるよという提示がなされているのならともかく、聞く対象をスマートスピーカーとかSiriとかグーグルのような扱いをしている感があると、なぜそれに反応する必要があるのかということになる。
で、こういう話でぶっちゃけると面倒くさいってことで無視をしていると、不誠実とかいうのが出てくる。まぁ、オンライン上でのやりとりなら、それを意図的に公開することで、不特定多数に間接的に公知する効果が生じるので、それを前提に、狙って返事をするという考え方もあるし、それを意図的にしている人もいるのだけどね。
「素人の質問に答えないのは不誠実」て、Twitterに限らんけど、そういう図々しい事を言ってプロに答を求めた奴は、何の反応もなく「じゃあ次の質問ですけど」とやらかしてるのが常だからねえ。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
ありゃ投資価値ゼロですぜ。
答える義理はないと思って良いです。仕事じゃないでしょうから。 #なにか見た
「ちゃんと答えるのが義務でしょう」
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
「素人質問に答える様子で貴方のこと判断します」
こういう『さも義務があるような言い方をしている』図々しい奴は無視して構わんと思うなあ。
どれだけ説明しても自分の頭で考え直さない以上、こいつらが理解する日は永久に来ないし。
説明が下手だと抜かす奴もご同様。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
実際にヘタな人もいますが、ヘタじゃない人・丁寧な人に噛み付いてる事例もかなりあるのがtwitterでして、はたで見てると
・140文字すら理解できない(読めてない)
・スレッドを追うつもりすらない
・単語レベルで知らない
等ですから、説明を求める資格がない。
「読む気がない」「読み解く能力がない」人に言葉で説明するのはムリ。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
そういう人がいくら「説明が下手だ!」と喚いたところで、文字ベースの通信を使う以上、言葉を頑張って理解しろというしかない。
そのくらいに割り切ったほうが楽だと思うんだがなあ。
真面目すぎるというか何と言うか。
twitter上のつぶやきは、小学校の授業じゃあない。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
「理解させなければならない」義務なんかないんだし、もうちょっとほかして良いと思うんだけどねえ......
「理解させる」ためには、「説明を受けた本人が」「改めて、自分の頭の中で知識を再構築する」作業をさせる必要がある。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
本人が何もする気がなく、強制する手段もない(義務もない)以上、理解する日は永遠に来ないと思っても良いだろうね。
「知識の再構築」を試みてる様子があれば手を貸せば良い。
理解するために必要な「自分の頭で考える」作業をトコトン手抜きする、それどころか第一段階である「文字で書かれた情報を取りこぼさないようにする」でコケてる、その状態の「素人だから判りません、教えるのがあんたの義務」なんて人に構っても、『わかる』ようにはならんと思うがなあ...
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
「考えてみたけどよく判らんので、教えて」とはまた違うからね。
— KGN (@KGN_works) 2018年9月14日
そこらは切り分けたほうが良いと思うんだが。
経験則としては指摘されている通り、仮に聞かれた側が誠意をもってリソースを投入して色々と調べて回答しても、さらに同じようなことを繰り返すのがオチ。まさに人をスマートスピーカー扱いしている。知人とのやりとりでそういうことはしないよね? それとも友達と家族の間の会話もそんな感じなの?
正直なところ、この類の話は実体面のやり取りの中でも一定確率で存在する。けれどインターネットのような、特にソーシャルメディアでは、意思疎通のハードルが低くなっているので、遭遇確率がグンと跳ね上がるのだな。掲示板全盛期にも「教えて君」というフレーズがあったけど、情報の検索や拡散が容易なソーシャルメディアの上ではなおさら、というところではある。
サポートセンターのようにお仕事として求められていたり、やり取りの中で自らのメリットを見出せるようなら話は別だけど、基本は「自分はスマートスピーカーじゃない」でいいんじゃないかな。そう答える必要すらないかもしれない。あるいはアレクサのように「上手く答えられません、ごめんなさい」もいいかも。
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