Nature公式、論文要旨の書き方。
— 遠山 祐典 (@ToyamaYj) 2018年9月19日
授業でこれを扱うと国籍問わず大半の大学院生が知らなかったと言うので簡易和訳版を作成。
もちろん、Nature以外の論文にも流用する事が可能。
注目は、[結果]に使える文の少なさ(2~3文。全体の20~25%)。
和訳の修正案、大歓迎です。
英語版:https://t.co/RQEbeOWoNX pic.twitter.com/DcIePZhD6Y
ネイチャー公式とはあるけどそれに限らず、色々な論文やらレポートなどに添付する、ざっと見用の概略文章を作る機会がある人は知っておいた方が良いまとめ方。公的リリースとか調査報告書の類でも、最初に別途要旨とか概略という形でペラ1枚とか2枚のレベルで入っているあれ。要はダイジェスト的に中身をアピールして、何となくでも内容を理解してほしいとか、興味をひかせるためのもの。
構成の限りでは特定多数向けのまとめ方というよりは、すでにある程度対象を絞っている、内容のカテゴリにそれなりの知識や関心を持つ人向けとなっていて、報道界隈とか一般向けとしては、向かないまとめ方になっているような気がする。最初の「背景」の部分をもう少し広げるか、よほど注目を集めるコピーにしないと難しい。
また、これはあくまでも論文の要旨の書き方。報道記事とか分析とか調査結果のお話では、使いにくいかもしれない。けど、こういうテンプレートは色々とエッセンスが詰まっているし応用が利くから、このパターンを使っていくつかまとめると、自分の実になることは間違いないのだろうな、と。
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