会社始めるとよく分かりますが、起業する人より起業を支援する、という人の方が多い。で支援とは何か?というと、それは投資してくれる訳でも融資してくれる訳でもないという。会社に必要なのは資金に決まってまして、アトバイスとかはずっと価値が下がるものです。
— 一般社団法人3Dデータを活用する会 (@3DGAN) 2018年9月24日
そして「支援する」という人は「起業したことがない」というオチ。なぜアドバイスできると思うのか・・・ https://t.co/q4oaBg8nxg
— ダイスケ@異世界コンサル㈱漫画化しました! (@boukenshaparty1) 2018年9月24日
米国のゴールドラッシュで一番儲かったのは、金鉱掘りの人達の生活をサポートするジーパンを作った人だ云々という逸話を思い出すけど、それだってちゃんと物的な意味での支援をしているから、今件よりはかなり格が上になる。
誤解があるのであらかじめ書き記しておくけど、起業の際には多様な法的・書類事務が必要だし、手続きも雑多に及ぶ。業態ごとに起業後に色々とやらなきゃならないことも多い。そういうノウハウのレベルなら、大いに役立つし、そういうことをするための士業な人達もたくさんいる。
今件ではそういう類では無く、テナガザルだかコンサルだかよく分からないような、山師的なアドバイスをする人たちを指すのだろうし、そういう人達は得てして自分では経験が無かったりする。多分に「自分はしたいけど出来なかったので、せめて口出ししたい」とか「適当な話をして小銭をゲットだぜ」のレベル。困ったことにそういう人達においては、それを意識せずにやっているケースがあったりする。
まぁ、わかりやすいように説明するとですね。起業した人、経営者というのは不安で一杯なわけです。
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年9月24日
でも、「不安」というのは、お金になる。人間は不安のためならお金を払いますからね。
だから、そういうとこにつけこんで、アドバイスしますよ、とビジネスしてくる連中は掃いて捨てるほど居るのです。
そもそも、世の中に「同じ会社」というのはほとんどないんでよ。だから、同じ経営者の話ですら、当てにならないことが多い。まして、経営者と会社員なんて、魚類と爬虫類くらい違う生き物なわけですよ。
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年9月24日
ちなみに、経営者のこうした不安に対する特効薬は特にないので、中小企業の経営者はだいたいよくわからないセミナーに行ったり経営者同士でよくわからない集まりを開いたりする。
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年9月24日
あと特にISOについて考えないままISOをとったりする
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年9月24日
そういう「一人で考えて決断する不安」というものとは、うまく付き合っていきたいものですね。
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年9月24日
まぁ、ぶっちゃけると指摘されている通り、起業すると精神的な不安に追いやられるため、そこを突くのが「支援する」人達なわけだ。占い師に尋ねてみたりってのと同じ。宗教家とかセミナーとかもその不安解消ビジネスだし、それが個人の日常生活まで下がると霊感商法とか高齢者対象のインチキ商法とか証券やらを買わせる押し売りになるわけだ。
くれぐれも注意したい話には違いない。気をつけないと消耗しちゃうから。
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