最近サークルの関係で企業の方から「VRについてディスカッションさせて下さい!」ってメールが来て実際にお会いする事が多いんだけど、相手が無知過ぎてこちらが一方的に情報提供して何も情報得られないみたいな事が多くてやってらんない。対価交換出来てないし交通費と時間分の給料欲しいマジで。
— マサキ(@Masaki_ponpoko) 2018年9月3日
「学生だからカフェ代くらいで大丈夫でしょ笑」とか思われてそうだけど、学業とかバイトとかで忙しい中わざわざ都内来て話す1時間がどれだけ貴重か...海外のラボ/会社見学と日本の会社役員の間でも同じような事が起こってるらしいし日本の学生も怒っていいと思うんだよね( ˘ •ω• ˘ )
— マサキ (@Masaki_ponpoko) 2018年9月3日
日本企業と海外企業/ラボ間でも同様ケースが起きており「無料で勉強させて」文化が早く滅する事を祈ります。視察や会話のためにさく労力と時間は無料じゃない。
— マサキ (@Masaki_ponpoko) 2018年9月3日
日本企業は「お勉強」海外視察を撲滅せよ。日本人は相手の時間奪う意識が希薄 https://t.co/9D4GT4Xiak
「勉強会しましょう」「意見交換を」といううたい文句で足を運んだら、ほぼ一方的に情報提供をするだけで、こちらは何の益も無かったし、下手すると昼食代も電車賃も得られない。仮に対価が約束されていたとしても、有耶無耶にされてしまったり。新技術とかちょいと珍しい方向性の知識を持っていたり経験があると、結構な確率で遭遇する。
これって例の報道界隈による、突然アプローチをかけてきてお話をお伺いしたいからの素材を寄越せ対価は出さぬとか、資料を出せお話を聞かせろお礼は無いけど・あっても雀の涙とか、用意したけど「やっぱり使わなくなっちゃった、てへぺろー」でその後音信不通とか、そういう話と性質的には似ている気がする。
米国のゴールドラッシュで一番儲かったのは、金鉱掘りの人達の生活をサポートするジーパンを作った人だ云々という逸話を思い出すけど、それだってちゃんと物的な意味での支援をしているから、今件よりはかなり格が上になる。
誤解があるのであらかじめ書き記しておくけど、起業の際には多様な法的・書類事務が必要だし、手続きも雑多に及ぶ。業態ごとに起業後に色々とやらなきゃならないことも多い。そういうノウハウのレベルなら、大いに役立つし、そういうことをするための士業な人達もたくさんいる。
今件ではそういう類では無く、テナガザルだかコンサルだかよく分からないような、山師的なアドバイスをする人たちを指すのだろうし、そういう人達は得てして自分では経験が無かったりする。多分に「自分はしたいけど出来なかったので、せめて口出ししたい」とか「適当な話をして小銭をゲットだぜ」のレベル。困ったことにそういう人達においては、それを意識せずにやっているケースがあったりする。
要は「無料であんたのリソースを寄越せ」なんだよね。搾取という言葉がぴったりかも。
一方的な搾取としての「情報交換させてください」に関して考えていたけど、一方的ではなくうまく機能している事例としては、オフ会があるのかも知れないと思い始めた。
— 小川晃通(あきみち) (@geekpage) 2018年9月5日
そういう話が多々あると、指摘の通りオフ会とかは本当の意味での情報交換とか勉強会に近いのだろうし、例えば同人誌即売会の類は対価をちゃんと支払っているという観点で正当なやり取りの類なのだろうなあ、と思ったりする。
...ああ、「勉強会」「意見交換」と称した一方的なリソース搾取の発想って、結局は「サービス残業」「ボランティア」という名目でただ働きさせたりするのと同じだ、そんな気がする。
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