平日のゲーム時間と成績との相関関係にかかわる調査、今年度からその項目がこっそりがっつりと削られていた件について。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月25日
先の「平日のゲーム時間と成績との相関関係にかかわる調査」の件、全国学力・学習状況調査。増加傾向にある小中学生のテレビゲーム時間、そして学力テストとの関係は...!?(最新) https://t.co/w5bQuh5hKV での解説項目。設問自身が無くなってました。とほほ。10年ぐらい続いていたのに。 pic.twitter.com/O5htO8etdg
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月25日
先日ちょいと全国学力・学習状況調査を精査していた時に、頭を抱えてしまった件。昨年のデータをもとに直近年の調査結果を確認していたら、どうも齟齬が生じるというか探している項目が見つからない。大元のエクセルファイルまでたどったり、さらには質問票をチェックしたけど、出てこない。
特に注意書きの類はないのだけど、今年度分から、例の「平日にゲームをする時間と学校での成績におけるマトリクスな結果項目」が無い、どころか調査項目そのものが外れていた。要は調査票に書かれていないので問われていないから、当然答えも無い。
長年続いていた、ゲームを平日から長時間プレーしていると、相関関係だけど成績も悪いよという数字の上でのデータが確認できなくなったのは、ちょいと残念。まぁ、実質的には「子供のプライベートタイムは限定されるので、ゲームに割く時間が長ければ勉強する時間は減るので仕方が無い」「そもそも勉強ができる子供はゲームをあまりしないのかも」「元々成績が低い子供ほどゲームが好き」など色々なパターンがあって、その総合的な結果なのかもしれないかな、というぐらいしか導き出せない値ではあるのだけどね。例の「朝食を食べる人ほど頭が良い」というお話と同じ。
しかし長年続いて来た調査項目であるだけに、ちょっと残念なお話には違いない。
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